GLAM Editorial

2018.09.18(Tue)

【女の履歴書】Vol.8 イラストレーター・進藤やす子 「私を成長させてくれたのは、その都度、出会った編集者でした」

Q.いつもキラキラしていて女性からの支持が高い進藤さん。生きる上で大切にしていることは何ですか?

仕事ばかりしていると、ときに嫌になることもありますから、うまく息抜きをすることです。私の場合、ひとりでふらっと、どこかに泊まりに行くことが多いですね。雑多なものが基本的には好きなので、味わいのある老舗のホテルが好きです。

箱根や熱海は電車やバスですぐなのでよく利用しますし、近場なら西新宿や神楽坂などにも足を運びます。ようは、非日常を感じられれば、どこでもいいんです(笑)。あと、家の前にレトロな銭湯があって、最近はそこもお気に入りです。

Q.イラストレーターとしてはもちろん、現在はマルチに活躍する進藤さんから、20代・30代の方へメッセージをお願いします。

自分の可能性を自分で制限しないでください。やってみてダメだったら次がある。それがダメでも次があるし、その次の次もある!! 私も腐らずに諦めないでここまできたので、1回の失敗で、簡単に夢を諦めないでほしいですね。

Q.今後の夢はありますか?

はい、結婚がしたいです(笑)。

年々、「楽しそうに生きているように見える」と言われる機会が増えている気がします。たしかに、中学より高校が楽しくて、高校より大学、大学より社会人、会社員時代より今が楽しくて幸せなのですが、やっぱり結婚したい(笑)。

イラストでもやりたいことはさせていただいているし、ブランドを立ち上げて洋服のデザインをし、ショップチャンネルで販売させてもらったり、箱根駅伝好きが高じて7年前から関東学生陸上競技連盟と『MORE』編集部のタイアップ企画にも携わらせていただいていますし、他にも断食やお寺修行、フルマラソン体験や婚活レポといった芸人並みに体を張ったお仕事も経験することができました。だからあとは、結婚できれば、昔に願ったことのほとんどを実現できたことになるんじゃないかと思っているです。あー、いい人いないかな?(笑)

【進藤やす子さんの履歴書】

小学校時代 少女漫画家を目指す
中学校時代 女性誌で活躍できるイラストレーターになりたいと思い始める
大学時代 一浪後、美大に進みイラストレーターとして活動開始
23歳 大学卒業後、大手企業のパッケージデザイナーとして就職
28歳 会社を辞め、フリーのイラストレーターになる
36歳 3冊目の著書『欲ばりワードローブ』(産業編集センター)がロングヒット

Photographer/Masakazu Sugino  Writer/Fumiko Sato
撮影協力/MORETHAN DINING(東京都新宿区西新宿4-31-1 HOTEL THE KNOT TOKYO Shinjuku 1F 03-6300-0174)

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【女の履歴書】Back Issues

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Vol.2 メディアアイコン・まつゆう*「自分がしっくり来る肩書きは、これまで見つかっていない」
Vol.3 DiFA編集長・宮坂淑子「仕事に欠かせないのは、ミーハー心」
Vol.4 作家・鈴木涼美ーAV女優、東大生、日経記者。「足場がふたつあった」から見えたもの
Vol.5 かき氷の女王・原田麻子「お店を始めたのは、自分もキラキラしたいと思ったから」
Vol.6 ネイリスト・高野尚子−−「ネイルが、とにかく自信がなかった私を変えてくれた」
Vol.7 H&M PRコミュニケーションマネージャー・室井麻希「チームや同僚、家族や友達が、キラキラしているのを見るのが趣味です(笑)」

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