米ロックバンド、フー・ファイターズ(Foo Fighters)のフロントマン、デイヴ・グロール(Dave Grohl, 46)が、脚を骨折しながらもライブを最後までやり遂げた。
フー・ファイターズは12日夜、スウェーデン・ヨーテボリのウッレヴィ・スタジアムでライブを行った。デイヴは2曲目を熱唱中に傾斜台にジャンプしようとして転倒。ステージと観客席の間にある警備用エリアに落ちた。
「たった今、脚を骨折したみたいだ」とデイヴは観客に語りかけたと米USA Today紙が伝えた。「本当に脚が折れたみたいなんだ」
デイヴは激痛に耐えながら同曲を歌い終え、スタッフや救急隊員らがケガの具合を確認した。
しかしフー・ファイターズが演奏を終えると、デイヴは別の場所で適切な治療を受けることになった。
「これから病院に行って脚を診てもらう。戻ってからライブを続けるよ」とデイヴは観客に語りかけた。
目撃者らは英BBC Newsに対し、フー・ファイターズはデイヴなしでライブを続け、デイヴは医師の治療を受けたと語っている。
しかしデイヴはその後、ステージに復帰してライブを続けたという。戻ってきたデイヴは脚に包帯を巻き、イスに座っていた。
デイヴの骨折の度合いは不明だが、今後も多くのステージが控えている。フー・ファイターズは11月19日まで、オランダ、スイス、イギリス、ベルギー、アメリカ、カナダ、日本、ドイツ、ポーランド、オーストリア、イタリア、フランス、そしてスペインでもライブが予定されている。
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