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「承認欲求が強い人」がうざい…疲れたあなたへ。特徴と賢い対処法を徹底解説
INDEX
「承認欲求が強い人」に“うざい”と感じるのは、あなただけじゃない

まず最初に、あなたに伝えたいこと。それは、承認欲求が強い人にモヤモヤしたり、「うざいな…」と感じてしまったりするのは、ごく自然な感情だということです。
まずは、そんなあなたの気持ちを肯定することから始めましょう。
SNS、職場、友人…身近にいる「うざい」と感じる瞬間あるある
きっとあなたも、こんな場面に心当たりがあるはず。ランチの席で、LINEのやりとりで、スマホの画面の向こう側で…。
私たちの日常には、「うざい」と感じてしまう瞬間が潜んでいます。
例えば、職場の同僚。あなたが「この間のプレゼン、なんとか終わったよ」と報告すれば、「あー、わかる。私もこの前もっと大変な案件があってさ…」と、すぐに自分の手柄話や苦労話にすり替えられてしまう。こちらの話は、いつの間にか相手を輝かせるための前フリに。
友人との会話でも、「聞いてほしいことがあるの」と相談を持ちかけたはずが、気づけば「私の場合はもっと大変で…」と、延々と相手の話を聞く側に回っていたり。
夜中に突然「なんか病みそう…」というポエムのようなLINEが届き、心配して返信したら満足したのか既読スルー。そんな「かまってちゃん」な言動に、優しさや心配する気持ちがすり減っていくのを感じます。
SNSを開けば、キラキラした日常や「#努力する私」といったハshtagをつけた投稿の嵐。もちろん、友人の幸せな報告は嬉しいもの。
でも、それが毎日のように続くと、「褒めてほしい」「羨ましいって言ってほしい」という心の声が透けて見えて、素直に「いいね!」を押せなくなってしまうこともありますよね。
「疲れた」「しんどい」と感じるのは、心が狭いわけじゃない理由
こうした言動に「疲れた」「しんどい」と感じてしまうのは、あなたが相手の承認欲求を満たすための「エネルギー」を、一方的に使い続けているからです。
考えてみてください。会話はキャッチボールに似ています。あなたが投げたボールを、相手は自分のアピールのために使うだけ。ボールを投げ返してくれることはありません。
これでは、あなたがボールを投げ続けるだけで、楽しいラリーにはなりませんよね。
相手は「認めてほしい」「注目してほしい」という心の穴を埋めるために、無意識にあなたの優しさや時間、そして感情といったエネルギーを求めています。
あなたが「うざい」と感じるのは、「もうこれ以上、私のエネルギーをあげられないよ」という、心からのSOSサイン。
それは、自分を守るための大切な感覚なのです。決して、あなたの心が狭いわけではありません。
あの人は当てはまる?「承認欲求が強い人」に共通する特徴
あなたの周りにいる「あの人」は、もしかしたら承認欲求が強いだけなのかもしれません。
その言動や隠れた心理には、いくつかの共通点があります。ここで一度、客観的に特徴をチェックしてみましょう。
【言動編】SNSや会話ですぐわかる特徴
まずは、普段のコミュニケーションに表れやすい特徴から。彼ら彼女たちの言動は、常に「自分」が中心。無意識のうちに「私を見て!」というサインを発しています。
会話の中心がいつも自分でないと気が済まず、人の話をさえぎって自分の話をし始めるのは典型的なパターン。
自慢話や過去の武勇伝も多く、「すごいね」と言ってもらえるまで、あの手この手でアピールを続けます。
SNSでは、購入品や旅行先の写真を頻繁にアップし、コメントや「いいね!」の数を過剰に気にしている様子が見られることも。
また、「私なんて全然ダメだよ…」と過度に自分を卑下することで、「そんなことないよ」という言葉を引き出そうとするのも、実は承認欲求の現れなのです。
【心理編】隠された内面の特徴
一見、自信家に見える彼ら彼女たちですが、その心の奥底には、まったく逆の感情が渦巻いていることが少なくありません。派手な言動は、実は脆い内面を隠すための鎧なのです。
その根底にあるのは、極端に低い自己肯定感。「ありのままの自分では価値がない」という思い込みから、他人の評価や賞賛によってしか自分の価値を実感できません。
そのため、常に誰かと一緒にいないと不安になるほどの寂しがり屋であることも。注目されていない自分には価値がないと感じ、孤独を極度に恐れています。
その結果、周りの人を信じきれず、「認めさせなければ」という思考に陥ってしまうのです。
【女性特有】20代、30代が遭遇しやすい「承認欲求モンスター」の生態
私たち20代、30代の女性が特に遭遇しやすいのが、女性特有の形で承認欲求を爆発させる、通称「承認欲求モンスター」。その生態は、より複雑で厄介かもしれません。
彼女たちの得意技は、さりげない会話に毒を仕込む「マウンティング」。「彼氏にこんな素敵なレストラン連れて行ってもらって…」「大変そうだけど、私は今の仕事が天職だから」など、恋愛やキャリア、美容、持ち物といった分野で、言葉の端々で優位に立とうとします。
また、SNSでの「#丁寧な暮らし」「#自分磨き」といった投稿で、いかに自分が頑張っているかをアピールするのも特徴的。
時には「こんなに頑張ってるのに誰もわかってくれない…」と悲劇のヒロインを演じ、周りからの同情や心配を集めようとすることもあります。
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