Share
バンクシーの顔、見てみたい?正体バレの噂から素顔を隠し続ける本当の理由まで徹底解説!
INDEX
結論:バンクシーの「顔写真」は存在するの?
まず、みんなが一番知りたいこの疑問に、単刀直入にお答えしますね。
「バンクシー本人だと確定している顔写真は、一枚も存在しません」。それが、2025年現在の真実です。
公式には一切ノーコメント。ネットの写真はほぼ憶測
世界中のメディアやファンが血眼になって探していますが、バンクシー本人や、彼の作品を認証する唯一の公式機関「ペスト・コントロール」は、その正体について一切コメントしていません。
InstagramやX(旧Twitter)などで「バンクシーの顔」として出回っている写真を見かけたことがあるかもしれませんが、残念ながら、それらは全くの別人だったり、憶測でしかありません。あまり鵜呑みにしない方が良さそうです。
過去には新聞社のスクープも。でも、真相は謎のまま
「じゃあ、この写真は?」と思う方もいるかもしれません。2008年にイギリスの新聞『デイリー・メール』の姉妹紙である『メール・オン・サンデー(The Mail on Sunday)』が、「これがバンクシーだ!」と一面でスクープ写真を掲載し、世界中を騒がせました。
この写真に写る男性はロビン・ガニンガムという人物で、現在も最有力候補の一人とされています。でも、これもあくまで状況証拠からの推測。彼自身も肯定も否定もしておらず、結局、真相は謎に包まれたままなのです。
つまり、「誰もバンクシーの本当の顔を知らない」からこそ、私たちの想像力は掻き立てられ、そのミステリアスな魅力に夢中になってしまうのかもしれませんね。
なぜ顔を隠すの?バンクシーが匿名を貫く3つのクレバーな理由
顔を明かさないなんて、誰もが自分をアピールする今の時代とまるで逆行していますよね。でも、彼が匿名を貫くのには、実はとってもクレバーで、思わず「なるほど!」と頷いてしまうような理由があるんです。
理由1:そもそも活動が「犯罪」だから
とても現実的な理由ですが、彼のメインの活動であるストリートアート(グラフィティ)は、ほとんどの国で「器物損壊罪」にあたる違法行為。つまり、顔や本名を明かしてしまえば、すぐに逮捕されてしまいます。
アーティストである前に、まず自分の身を守る。そのスリルの中で作品を生み出すこと自体が、彼のアートの一部なのかもしれません。
理由2:先入観なく、作品のメッセージを届けたいから
もしバンクシーの年齢や性別、国籍がわかったら、私たちはきっと「〇〇な人だから、こういう作品を描くんだ」と、無意識にレッテルを貼ってしまうはず。
彼は、そうした先入観(バイアス)をすべて取り払い、作品そのものが持つメッセージとまっすぐに向き合ってほしい、と考えているのです。作者が「何者か」で評価されがちな世の中への、彼らしい静かな反抗。その潔いスタンス、なんだか痺れますよね。
理由3:「謎」こそが最高のブランド戦略だから
ミステリアスなものって、どうしようもなく気になってしまうのが人間の性。バンクシーは、その心理を完璧に理解しています。
「正体不明」であること自体が、人々の好奇心を最大限に刺激し、彼の存在を唯一無二のものにしています。「バンクシー」という謎が、世界で最も成功したブランド戦略の一つであることは、もはや誰も否定できないでしょう。
世界中を騒がせた「バンクシーの正体」気になる噂を総まとめ
「それでもやっぱり、正体が気になる!」…わかります、その気持ち。ここでは、世界中を駆け巡ったゴシップや、信憑性の高い説まで、気になる噂をまとめてチェックしてみましょう。
最有力候補①:音楽界のカリスマ「ロベート・デル・ナジャ」説
イギリスの伝説的な音楽グループ「マッシヴ・アタック」のリーダー、ロバート・デル・ナジャ。彼もグラフィティ・アーティスト出身で、バンクシーの活動地域やアートが出現するタイミングが、マッシヴ・アタックのツアー日程と不思議なほど一致するんです。
音楽界のカリスマが、実は覆面アーティストだったなんて…まるで映画のようなストーリーにワクワクしますよね。
最有力候補②:科学が特定?「ロビン・ガニンガム」説
先ほど新聞社のスクープでも登場した、ロビン・ガニンガム。彼の名が再び注目されたのは、ロンドン大学の研究チームが「地理的プロファイリング」という科学的な捜査手法でバンクシーの正体を分析した結果、最有力候補として特定したから。一気に信憑性が増しましたが、これもまだ決定的な証拠にはなっていません。
噂の本人映像?メルボルンで撮影された動画の真相
オーストラリアのメルボルンで撮影され、「バンクシー本人では?」と世界中で話題になったのがこの動画です。
でも、残念ながらこれも公式な確認はなく、今では「数多くある噂の一つ」として捉えられています。とはいえ、本物かも…?なんて想像しながら見ると、ドキドキしてしまいますね。
夢が広がる「チーム説」や「女性説」も
世界中を舞台にした神出鬼没すぎる活動は、一人では不可能なのでは?という考えから、「バンクシーは個人名ではなく、アート集団のチーム名だ」という説も根強くあります。
さらに、「こんなに社会のタブーに切り込むのは、実はパワフルな女性なのでは?」なんていう女性説も。もしそうだったら、なんだか痛快で、もっとファンになってしまいそうです。
Feature
おすすめ記事