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2024.05.29(Wed)

英語ができないけど海外旅行は楽しめる?求められる英語力や英語ができなくても楽しむコツなど

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海外旅行で不安となる要素の1つが、英語です。「英語ができなくても海外旅行は楽しめるの?」「英語が話せなくてトラブルにならない?」など、海外旅行が不安になる方もいるでしょう。

 

この記事では、英語力が低いけど6か国へ旅行をしたことがある筆者が、英語ができなくても海外旅行を楽しめるのかどうかについて解説します。英語ができなくても海外旅行を楽しめるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

 

 

結論:英語ができなくても海外旅行は可能!ただある程度の英語力が必要なのも現実

 

結論からいえば英語ができなくても海外旅行を楽しむことは可能です。

 

実際、英語がほとんど話せない・聞き取れない筆者でも、これまで6か国の海外に旅行しています。また、過去にはオーストラリアで約1か月、1人でバックパッカーをした経験もあります。

 

これまで、海外で楽しんでいる、お世辞にも英語がうまくない日本人の方々を、年齢問わず多く見てきました。このように、英語力が低くても、海外旅行を楽しむことは可能だとわかります。

 

ただし、海外旅行にはある程度の英語力が必要なのも事実。英語力が皆無な状態であれば、海外旅行で苦労する場面にいくつも遭遇します。実際に、筆者も英語ができなくて困ったことも多くありました。

 

より快適な海外旅行のため、最低限の英語力を身に着けておくことをおすすめします。

英語ができないと海外旅行はどうなる?

 

筆者は英語の読み書きは少々できますが、話す・聞くがあまりできません。

 

まず、話す・聞くができないので、現地の方と十分にコミュニケーションを取ることができません。日本ではできる一般的な会話が海外ではできないため、たとえば現地の方と打ち解けて歓談したり、店員さんに細かな要望を伝えたり、聞いたりすることが困難になります。

 

英語ができないため、1つひとつの会話に労力やストレスがかかります。筆者も「英語を話せたら会話ができるのにな……」と何度も感じたほどです。

 

しかし、英語ができない=海外旅行できない、ではありません。現地で友達を作りながら旅行する、といったバックパッカーのような楽しみ方は難しいですが、海外旅行をするだけなら英語ができなくても大丈夫。

 

なぜなら、空港や飛行機、ホテル、レストランなどで求められる英語力は、それほど高くないからです。英語力が0だと厳しいですが、旅行に必要な英語のフレーズを覚えていれば、海外旅行を楽しむには十分。

 

さらに、観光客が多く訪れるような国や都市では、観光客の英語が拙いのは日常茶飯事。店員さんもそれをわかっているため、英語ができない方とも、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれることがあります。

 

つまり、海外旅行に必要な最低限の英語力を身に着け、かつ観光客が多く訪れるような海外および都市を選べば、英語が多少できなくても海外旅行を楽しむことは可能、というのがこの記事でお伝えしたいことです。

 

逆に、英語力0では、海外旅行をするのは難しいのも事実。海外旅行に必要な最低限の英語力を学ぼう・覚えようとする姿勢がないのであれば、海外旅行は諦めたほうがいいかもしれません。

海外旅行で求められる最低限の英語力

 

現実的に、海外旅行ではどの程度の英語力が求められるのでしょうか?英語力が低いけど何度も海外旅行を経験している筆者が、おおよそ求められる英語力を解説します。

 

なお、筆者の偏見によるところが大きいので、あくまで参考程度にしてください。

【話す力】単語を並べて伝えたいことを伝えられる

英語を話す力については、単語を並べて伝えられたいことを伝えられればOKです。完璧な文章にせずとも、単語を並べるだけで伝われば十分です。

 

【レストランの注文】

I would like to order a cheeseburger with fries and a soda, please.

チーズバーガーとフライドポテト、ソーダをお願いします。

→Cheeseburger, fries, soda, please.

 

【道を尋ねるシーン】

Could you please tell me how to get to the nearest train station?

最寄りの駅への行き方を教えていただけますか?

→Train station? Where?

 

上記の例のように、海外では、必要な単語を並べるだけでも十分意味が通じることがあります。

 

そのため、海外旅行に必要な最低限の単語力を身に着けていれば、伝えたいことを相手に伝えることは可能です。

【聞く力】完璧ではないものの単語をいくつか聞き取れる

聞く力については、完璧ではなくとも、相手の会話のうちいくつか単語を聞き取り、その意味を理解できればOKです。

 

【ホテルでの会話】

話し手の完全な英文:「Your room is on the third floor, and breakfast is served from 7 to 10 AM in the dining area.」

→聞き取れる単語:「room(部屋)」「third floor(3階)」「breakfast(朝食)」「7 to 10 AM(午前7時から10時まで)」

→推測できる内容:「部屋は3階にあり、朝食は午前7時から10時までダイニングエリアで提供される」

 

【道を尋ねるシーン】

話し手の完全な英文:「The train station is two blocks down, then turn left at the traffic light.」

→聞き取れる単語:「train station(駅)」「two blocks(2ブロック)」「turn left(左に曲がる)」

→推測できる内容:「駅は2ブロック先で、信号で左に曲がる。」

 

上記のように、相手が話す完全な文章を理解できずとも、いくつかの単語を聞き取るだけでおおむねの内容を理解することは可能です。ただ、単語を聞き取るには自身にある程度の単語力が必要であり、かつ相手の会話スピードが速いと、聞き取るのは難しいもの。

 

そのため、英語ができない方にとって、一番鬼門ともいえるのがリスニングだと思います。

読み書きは翻訳アプリを使えば問題ない

話す・聞く以外に求められる能力が「読み書き」ですが、これは英語力がなくても問題ありません。なぜなら、翻訳アプリを使えば、読み書きは問題なく行えるからです。

 

たとえば、英語の読み書きには「Google翻訳」のアプリが便利です。何かを書きたい時は、Google翻訳に日本語の文章を入れれば英文が表示されます。逆に、読めない英文があればその文章をアプリに打ち込むことで、日本語訳が表示されます。

 

 

このように、翻訳アプリを使えば問題ないので、読み書きの能力がなくても心配する必要はありません。

英語力がなくても楽しむ6つの方法・コツ

 

英語力がなくても海外旅行を楽しむには、旅行の仕方に工夫が必要です。そこで、筆者がおすすめする、英語ができない方が海外旅行を楽しむ方法を6つ紹介します。

①日本語を話せるガイドや添乗員がついているツアーを利用する

英語ができなくても海外旅行を楽しむには、日本語を話せるガイドや添乗員がついているツアーを利用する方法があります。

 

過去、筆者も、アメリカ・ニューヨーク発着、日本語を話せるガイドつきのナイアガラの滝ツアーを利用したことがあります。ニューヨークから空港までの送迎にも日本人ドライバー、現地のガイドも日本語を話せるアメリカ人がおり、非常に心強い味方でした。

 

空港までの送迎は指定のホテル発着でしたが、日本人ドライバーなので問題ありません。また、現地のお土産店やレストランで、英語でわからないことがあれば、ガイドの方に通訳を頼むことができました。

 

そのため、英語をほとんど使うことがなく、ナイアガラの滝観光を十分楽しめました。

 

英語ができない方にとって強い味方となるので、ぜひ日本語を話せるツアーを利用してみてください!

②英語を話せる友人や家族と旅行する

英語を話せる友人や家族と旅行する方法もあります。誰でも使える方法ではありませんが、周りに英語が話せる友人や家族がいれば、英語ができない方にとって強い味方です。

 

現地で自身が英語を話せなくても、代わりに友人や家族にコミュニケーションなどを頼めば問題ありません。英語が話せる方は海外旅行好きなことが多いので「英語ができないから、一緒に海外旅行してほしい」と素直に頼めば、一緒に海外旅行してくれるかもしれませんね♪

 

ただし、その友人や家族にコミュニケーションなどを丸投げして、負担が大きくならないように注意しましょう。英語ができなくても、できる範囲で一生懸命がんばることが大切ですよ!

③最低限のフレーズだけを覚えて旅行する

海外旅行であれば、それほど高度な英語力は求められません。海外旅行前に、最低限のフレーズだけでも覚えておくことをおすすめします。

 

具体的には「海外旅行の英単語フレーズ」のような本を、1冊買っておくだけで大丈夫。海外旅行のシーンごとに、必要な英単語フレーズを勉強できます。持ち運びできるサイズの本を選ぶと、現地で困った時に活用できますよ♪

 

英語ができない方は、ぜひ本を購入して最低限のフレーズを覚えてから、海外旅行を楽しみましょう!

④ボディランゲージを利用する

英語を話せない方は、ボディランゲージを積極的に活用しましょう。海外旅行では、英語が話せなくても、ボディランゲージだけで乗り切れる場面が多々あります。

 

たとえば、レストランの注文でメニューを読み上げられなくても、頼みたい料理を指さして「Please」「This」などと伝えれば、たいてい伝わります。また、道を尋ねる場面でも、地図やスマホの地図アプリを見せれば、行先は伝わるでしょう。

 

このように、英語を話せなくても、ボディランゲージだけである程度伝わるのが海外旅行。英語が話せない分、一生懸命ボディランゲージを使ってコミュニケーションを取るように心がけてみてください。

⑤通じるまで根気よく話す

英語ができない方は、うまくコミュニケーションを取れない場面に多々遭遇します。話が矛盾しているように感じるかもしれませんが、英語ができなくても海外旅行を楽しんでいる方は、相手に話が通じるまで根気よく話しているのが特徴です。

 

私も海外旅行で、お世辞にも英語ができるとは言えない方と何人か知り合ったことがあります。彼らは英語が拙い中でも、相手の話を理解できるまで聞こうとし、またボディランゲージを積極的に使ってコミュニケーションを取ろうとしています。

 

驚くことに、このような方は英語ができなくても、しっかりコミュニケーションを取れているのです。

 

英語ができないけど海外旅行を楽しみたい方は、恥やプライド、遠慮を捨てて、相手に話が通じるまで根気よく話すように心がけてみてください。

⑥日本語が通じる海外に旅行する

英語ができないけど、どうしても海外旅行を楽しみたいという方は、日本語が通じやすい海外に旅行するのも1つの手です。特に、日本人観光客の多い海外だと、日本語が通じることがあります。

 

たとえば、日本人観光客に人気の高いグアムでは、ホテルやレストラン、お土産屋などでカタコトの日本語を話せる方が多くいます。観光で生計を立てている方が多いので、少々の日本語を話せる方も多いというわけですね。

 

特に、英語ができない海外旅行初心者の方は、まず日本語が通じる海外を選んでみてください。

【シーン別】最低限覚えておきたいフレーズ

海外旅行の主なシーン別に、最低限覚えておきたい英語のフレーズを紹介します。ぜひ海外旅行にお役立てください。

飛行機

 

日本路線の飛行機では外国人のCAが乗っている(特に海外の航空会社)ことがありますが、日本人乗客が多いので、ある程度日本語が通じることが多くなっています。

 

とはいえ、国際線では英語を使ってコミュニケーションを取ることが多いので、最低限の英語のフレーズは覚えておきましょう。なお、高度な英語を覚える必要はありません。

 

【機内で自分の席がわからない】

Where is my seat?

私の席はどこですか?

 

【機内でトイレの場所がわからない】

Where is the restroom?

トイレはどこですか?

 

【寒くて毛布がほしい】

May I have a blanket, please?

毛布をいただけますか?

 

【のどが渇いた】

Could I get some water, please?

水をいただけますか?

 

【どうしても英語がわからない】

Is there anyone who speaks Japanese?

日本語が話せる方はいませんか?

入国審査

 

日本語が通じやすい海外でも、入国審査では英語を話さなければいけないことが多くなっています。ただ、観光目的で入るなら、相手の質問や答える内容はある程度決まっているので、下記フレーズなどを覚えておくようにしましょう。

 

【滞在目的に関する質問】

Q.What’s the purpose of your visit?

滞在目的は何ですか?

A.sightseeing.

観光です。

 

【滞在期間に関する質問】

Q.How long will you be staying?

滞在期間は何日ですか?

A.4 days./One weeks.

4日間です。/一週間です。

 

【滞在場所に関する質問】

Q.Where are you staying?

滞在場所はどこですか?

A.I'll stay in 〇〇./At my friend’s house in ■■.

〇〇(ホテル名)です。/■■にある友達の家に泊まります。

 

【職業に関する質問】

Q.What’s your occupation?

あなたの職業は何ですか?

A.I'm office worker./I’m a student./self-employed.

会社員です。/学生です。/自営業です。

 

【帰りのチケットに関する質問】

Q.Do you have a return ticket?

帰りのチケットはありますか?

A.Yes, I have.

(チケットの控えを見せながら)もっています。

ホテル

 

ホテルでは、簡単な英語を使えることが求められます。日本人宿泊者が多いホテルではカタコトの日本語を話せるスタッフがいることもありますが、簡単な英語のフレーズを覚えておくと、スムーズにやり取りできるでしょう。

 

【ホテルの予約】

I'd like to make the reservation.

予約をお願いします。

 

【チェックイン】

I'd like to check in.

チェックインをお願いします。

 

【送迎に関する質問】

Is there a shuttle bus service to the hotel?

ホテルまでのシャトルバスはありますか?

 

【支払方法がわからない】

Do you accept credit cards?

支払いにクレジットカードは使えますか?

 

【朝食会場の場所を聞きたい】

Where can I have breakfast?

朝食の会場はどこですか?

レストラン

 

日本人観光客の多いレストランでは簡単な日本語が通じることはありますが、基本的に英語での会話です。

 

ただし、レストランは指さしなどのボディランゲージを使えば比較的容易にコミュニケーションを取ることができるため、難しい英語のフレーズまで覚えておく必要はありません。

 

【予約を取りたい】

I would like to make a reservation.

予約を取りたいです。

 

【予約して入店した場合】

I have a reservation at 7. My name is Sato.

7時に予約を取っている佐藤です。

 

【注文する】

I’d like this steak and salad.

このステーキとサラダをお願いします。

 

【支払方法を聞きたい】

Do you accept credit cards?

支払いにクレジットカードは使えますか?

 

【会計時】

Can I have the check, please?

お会計をお願いします。

日本語が通じやすい海外3選

英語ができなくて不安な方は、比較的日本語が通じやすい海外を選ぶことをおすすめします。特に日本人観光客の多い海外では、カタコトの日本語を話せる方もおり、また日本人ガイドつきのツアーが充実しているのが特徴です。

 

次から、日本人観光客に人気が高く、比較的日本語が通じやすい海外を3つ紹介します。

①グアム

グアムのイパオビーチ

 

日本から約3時間半で行くことができる、アメリカンリゾートのグアム。時差もたったの1時間しかなく、日本からアクセスしやすいリゾート地であることから、多忙な社会人や、小さなお子様を連れたご家族にも人気の高い海外です。

 

グアムの中心地・タモンでは、簡単な日本語が通じるホテルやレストラン、ショップなどが多くあります。筆者は何度もグアムに渡航していますが、レストランや観光地などで、カタコトの日本語を話せる方を何度も見かけていますよ!

 

100%ではないですが、英語がわからないでいると日本語を使って話してくれることがあり、英語が苦手な筆者が助かった場面が何回もあります。

 

また、観光地やレストランなどでは日本語の表記による看板などがあります(不自然な文法が多いですが)。そのため、観光地での道順がわかったり、レストランのメニューを理解できたりと、助かる場面が多くあります。

 

グアムのホテルロード

 

また治安もよく、国内5つの空港から直行便が出ていることから、日本人観光客に人気の高い海外リゾートです。英語に自信のない方でも十分楽しめる場所なので、ぜひ夫婦やカップル、家族、友達で訪れてみてください!

 

参考:グアムで日本語は通じる?実際に渡航した筆者が場所別に解説!

②韓国

 

日本からもっとも近い海外で、時差もなく、日本人観光客に馴染み深い韓国。美容スポットとしても知られ、特に女性に人気の高い海外です。

 

韓国の首都・ソウルでは毎年多くの日本人観光客が訪れるため、日本語を理解できる方が多くいます。たとえば、東大門や明洞などの日本人が多く訪れるエリアでは、レストランのスタッフの方と日本語で注文のやり取りができることも。

 

さらに、韓国の有名な観光地・景福宮では、日本語の無料ツアーも実施されています。

 

韓国は英語を話せる方も多いので、基本的に英語でのやり取りになるのですが、ソウルの中心街になる方は日本語でもある程度旅行を楽しめるでしょう。さらに、日本からもっとも近い海外なので、初めて海外旅行したい方にも韓国がおすすめです!

③ハワイ

 

ハワイは、日本人観光客から屈指の人気を誇る南国リゾート地です。日本人の海外旅行先の定番であり、ビーチでの遊泳やマリンアクティビティ、観光、ショッピング、食事など、あらゆる面で充実した旅行を楽しめます。

 

ハワイでは基本的に英語で会話するのですが、オアフ島ワイキキの主要ホテルや、アラモアナショッピングセンターなどの人気ショッピングセンターでは、カタコトの日本語を話せるスタッフがいたり、日本語表記もあったりします。

 

また、ワイキキの通り沿いにある、日本人が多く訪れるような人気レストランでは、簡単な日本語を理解できるスタッフがいることも。

 

ハワイは基本的に英語でやり取りするのですが、簡単な日本語も通じるので、少し安心です。特にワイキキのような観光客が多く訪れるエリアでは、たどたどしい英語でも十分旅行を楽しめるので、気になる方はぜひハワイに訪れてみてください!

まとめ:英語ができなくても海外旅行は楽しめる!でも最低限の英語は学んでおこう

この記事では、英語力がなくても海外旅行を楽しめるかどうか解説してきました。英語ができなくても、最低限の英語のフレーズなどを覚えておけば、海外旅行を楽しむことは可能です。

 

ただし、英語力が0では、海外旅行を楽しむのが難しいのも事実。英語に自信がない方は、本屋で海外旅行用の英語フレーズを学べる本を購入したり、翻訳アプリをスマホにインストールしたりすることをおすすめします。

 

また、グアムのような、日本語が通じやすい海外を選ぶのも、英語ができない方にとって重要です。海外旅行前に準備して、ぜひ旅行を楽しんでくださいね!

 

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