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「喧嘩するほど仲がいい」は本当? 喧嘩するカップルの心理

「喧嘩するほど仲がいい」という言葉がありますが、あれは本当なのでしょうか?

喧嘩ばかりしているカップルを見ると、「そんなに喧嘩するなら、さっさと別れた方がいいのに……」って思いませんか?

そんなに喧嘩していると幸せには見えませんよね。

ここでは喧嘩が絶えないカップルの心理について解説していきます。


喧嘩の仕方で幸せ度は大きく変わる

喧嘩が絶えないと、相性が悪いと思ってしまいますよね。
しかし喧嘩することによって、お互いの価値観や考え方などのズレを解消しているケースもあるのです。
喧嘩もせずに我慢しすぎてしまい、耐えられなくなって爆発すれば、2人の関係性は終わってしまいます。
しかし、小さなズレに気づき、その場で伝えることによって、大きな爆発をせずに長続きさせることができるでしょう。そんな喧嘩であれば、「喧嘩するほど仲がいい」と言えます。
一方で、自分の思い通りにならないからと言って、相手を一方的に責め立てるような喧嘩をするカップルもいるでしょう。
そのケースだと、決して幸せとは言えません。責める側にとってはストレス解消になるかもしれませんが、反対に責められている側にとっては苦痛でしかないのです。
このケースであれば、「喧嘩するほど仲がいい」なんてことはありません。

喧嘩するほど仲がいいカップルの心理

喧嘩をしたいと思う人は少ないでしょう。しかし喧嘩をすることで、本音を相手に伝えることができるなどのメリットがあります。
1.相手の本心を知りたい
そもそも喧嘩をして仲がいいカップルのほとんどが、大切な相手だからこそ本音で話したいと考えています。
少しでも相手によく見せようと「いい自分」ばかり見せていても、長続きはしにくいでしょう。本音で接するからこそ、どうしても対立しやすい環境になりがち。
でも喧嘩することで、相手の本心も分かることができます。お互いの本心を見せ合うことによって、特別な絆が生まれるのです。
2.良好な関係を築きたい
ただ腹が立つ、自分の意見は間違ってないなどの理由で、喧嘩をするのは幸せではないでしょう。
仲がいいカップルの場合、良好な関係を築きたいと思っているからこそ、お互いの意見を言い合いたいと思っているケースが多いのです。
自分の嫌な行動や悲しい言動などをハッキリ伝えることによって、相手の悪気ない言動を止めることができます。
さらに相手が何故そんな言動をしたのか、背景も知ることができるでしょう。相手の理由によっては、実は嬉しい言動だったことも。
3.話し合いと考えている
喧嘩というと、大きな声で怒鳴り合うなどのイメージを抱く人が多いかもしれません。
しかし喧嘩するほど仲がいいカップルは、喧嘩ととらえておらず、話し合いと考えているケースも多いのです。
そのため、喧嘩中に怒鳴り合うなどの感情的にならず、冷静にお互いの意見を伝えあっています。

喧嘩するほど仲がいいカップルになるには

いちばん大切なことは、お互いが違う人間っていうことを受け入れることです。
今まで違う環境で生活してきた2人が、価値観などが全く同じということは絶対にありません。それぞれの違いを受け入れ、許し合うことが大切でしょう。
喧嘩するほど仲がいいカップルになるためには、しっかりと言葉で想いを伝えることも重要です。
喧嘩をしたくないからと言って、本音を隠し続けてしまうと長続きできません。
違う人間って把握していれば、たとえ本心を言っても感情的になることも少ないでしょう。

おわりに

喧嘩をしているからと言って、仲がいいカップルもいれば、本当に相性が悪いカップルもいます。
お互いの本心を伝えるための喧嘩であれば、関係性を長続きさせるために必要なことでしょう。
ただ不満をぶつけるための喧嘩であれば、決して仲がいいとは言えません。
仲がいいカップルになるためにも、冷静に本心を伝えてみてください。
(kareha/ライター)

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