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グアムのバス「赤いシャトルバス」で旅行を便利に!実体験つきで乗り方を解説!

恋人岬に停車している赤いシャトルバス

 

グアムには、観光客向けの路線バス「赤いシャトルバス」が運行しています。赤いシャトルバスは、主要観光地やショッピングセンターなどをつなぐ、便利な路線バスです。

 

赤いシャトルバスを利用することで、現地で足がない方でも、費用を抑ええつつグアム旅行を楽しめます。

 

この記事では、実際にグアムに渡航した筆者が、赤いシャトルバスの路線や乗車料金、乗り方などを解説します。赤いシャトルバスの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

2023年8月22日時点の情報をもとに記事を執筆しております。赤いシャトルバスは路線や時刻表の変更、運休などがありますので、最新の情報は公式HPを確認してください。

 

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赤いシャトルバスとは

リバレーションデーに運行している無料の赤いシャトルバス

 

赤いシャトルバスとは、T.P. Micronesia, Inc.(ラムラムツアーズ&トランスポーテーション)が運営する、グアム唯一の路線バスです。

 

その名のとおり赤色の車体が特徴で、車体の上半分が緑、下半分が赤色になっています。

 

グアムには電車や路面電車などがなく、タクシーやレンタカーと並んで、赤いシャトルバスは観光客の主な移動手段となっています。

 

とりわけ、赤いシャトルバスは乗車料金が安く、グアムの主要観光地やショッピングセンターなどを通るため、グアム旅行の費用を安く抑えたい観光客に必須の移動手段です!

赤いシャトルバスの路線

2023年8月22日時点で、赤いシャトルバスには次の4つの路線があります。

 

  1. タモンシャトル南廻り
  2. タモンシャトル北廻り
  3. 恋人岬シャトル
  4. チャモロビレッジナイトシャトル(水曜日夜のみ)

 

赤いシャトルバスの時刻表は、以下の公式HP(日本語)の「時刻表」から確認できます。

 

赤いシャトルバスの公式HP(日本語)

①タモンシャトル南廻り

画像出典:グアムの赤いシャトルバス

 

タモンシャトル南廻りは、ショッピングモールの「マイクロネシアモール」を出発し、タモン主要地を巡ったのち、アウトレットの「グアム・プレミア・アウトレット」が終点の路線です。

 

1日11便で、朝9時台から夜21時台まで運行しています。

 

タモンを西方向に移動したい時や、グアム・プレミア・アウトレットに行きたい方などが主に利用します。

 

路線と所要時間は、次のとおりです。

 

停留所 停留所間の所要時間
マイクロネシアモール発
ウェスティン向かい/パシフィックプレイス 8分
ザ・ビーチ 2分
(16:05以降のみ停車)
ホテルニッコーグアム 1分
ザツバキタワー 1分
ロッテホテルグアム 1分
ウェスティン前(リーフホテル) 1分
デュシットビーチ/ザ・プラザ前 3分
サンドキャッスル/ハイアットリージェンシー前 2分
タモンサンズプラザ向かい 2分
ホリデーリゾート前 2分
パシフィックアイランドクラブ前 3分
イパオパーク/GVB前 1分
ヒルトングアム 3分
リーガロイヤルラグーナ 8分
星野リゾートリゾナーレグアム 3分
グアムプレミアアウトレット着 8分

②タモンシャトル北廻り

画像出典:グアムの赤いシャトルバス

 

タモンシャトル北廻りは、「グアム・プレミア・アウトレット」を出発し、タモン主要地を巡ったのち、「マイクロネシアモール」が終点の路線です。

1日11便で、朝9時台から夜21時台まで運行しています。

タモンを東方向に移動したい時や、マイクロネシアモールに行きたい方などが主に利用します。また、タモンシャトル北廻りは、Kマートに行ける唯一の路線です。

路線と所要時間は、次のとおりです。

 

停留所 停留所間の所要時間
グアムプレミアアウトレット発
星野リゾートリゾナーレグアム 7分
リーガロイヤルラグーナ 3分
ヒルトングアム 8分
パシフィックアイランドクラブ向かい 5分
Kマート 10分
ファウンテンプラザ前 1分
ホリデーリゾート向かい 2分
アカンタモール(グランドプラザホテル) 1分
タモンサンズプラザ 2分
ハイアットリージェンシー向かい 1分
Tギャラリア by DFS 3分
(12:23~18:43のみ停車)
JPスーパーストア前 3分
ウェスティン向かい/パシフィックプレイス 2分
ホテルニッコーグアム 1分
ザツバキタワー 1分
ロッテホテル 1分
マイクロネシアモール着 15分

③恋人岬シャトル

画像出典:グアムの赤いシャトルバス

 

※2023年12月14日、恋人岬シャトルは運休しています。タクシーやレンタカーで恋人岬にアクセスできます。

 

恋人岬シャトルは、グアムの有名な観光地「恋人岬」を始発・終点とした路線です。行きはタモン中心地にあるJPスーパーストアから発車し、マイクロネシアモールを経由、恋人岬に到着します。

 

帰りは恋人岬から出発し、同じくタモン中心地のTギャラリアby DFSまで行きます。

 

1日10便で、行き・帰りで各5便です。

 

路線と所要時間は、次のとおりです。

 

停留所 停留所間の所要時間
JPスーパーストア発
マイクロネシアモール 15分
(マイクロネシアモールで7分間停車)
恋人岬着 8分
恋人岬発
Tギャラリア 15分

 

参考:恋人岬はグアム観光の定番!実際に行った筆者が魅力を紹介♪

④チャモロビレッジナイトシャトル

画像出典:グアムの赤いシャトルバス

 

チャモロビレッジナイトシャトルは、水曜日のみ運行しており、「グアム・プレミア・アウトレット」からチャモロビレッジに行くことができる路線です。

 

1日4便で、行き・帰りで各2便です。

 

チャモロビレッジでは、毎週水曜日にナイトマーケットが実施され、露店が出店したりバンドの生演奏が開催されたりと、賑わいを見せます。

 

そのため、チャモロビレッジのナイトマーケットに行く方に向けて運行されているのが、この「チャモロビレッジナイトシャトル」です。

 

停留所 停留所間の所要時間
グアムプレミアアウトレット
チャモロビレッジ着 20分
チャモロビレッジ発
星野リゾートリゾナーレグアム 15分
リーガロイヤルラグーナ 4分
ヒルトングアム 8分
パシフィックアイランドクラブ向かい 3分
ファウンテンプラザ前 2分
ホリデーリゾート向かい 2分
アカンタモール(グランドプラザホテル) 5分
ハイアットリージェンシー向かい 4分
JPスーパーストア前 3分
パシフィックプレイス 2分
ホテルニッコーグアム 2分
ザツバキタワー 1分
ロッテホテルグアム 1分

 

ただし、このチャモロビレッジナイトシャトルは、タモンからバスが出ていないのが少々難点です。

 

そのため、タモンバスだけで行く場合には、タモンシャトル南廻りで終点のグアム・プレミア・アウトレットまで行った後に、チャモロビレッジナイトシャトルに乗るルートとなります。

 

<タモン(ウェスティン前⦅リーフホテル⦆)からバスだけでチャモロビレッジに行くルート例>

  • 【タモンシャトル南廻り】ウェスティン前(リーフホテル)16:10→グアムプレミアアウトレット16:45
  • 【チャモロビレッジナイトシャトル】グアムプレミアアウトレット17:30→チャモロビレッジ17:50

 

一方で、帰りはタモン主要地を運行するルートとなっているため、チャモロビレッジナイトシャトル1本でタモンまで帰れます。

 

画像出典:グアムの赤いシャトルバス

赤いシャトルバスの乗車料金

赤いシャトルバスの料金は、次のとおりです。

 

<料金区分>

  • ・大人…12歳以上
  • ・子ども…6歳以上5歳以下は全路線で無料

 

<タモンシャトル(南・北廻り)>

チケット 料金
片道 5ドル
(共通)
3時間※ 4ドル
(共通)
6時間※ 7ドル
(共通)
1日券 大人:10ドル
子ども:5ドル
2日券 大人:14ドル
子ども:7ドル
3日券 大人:18ドル
子ども:9ドル
5日券 大人:24ドル
子ども:12ドル

※1…公式サイト限定

 

<恋人岬シャトル・チャモロビレッジナイトシャトル>

路線 片道 往復
恋人岬シャトル
(入場料含まない)
5ドル
(共通)
大人:9ドル
子ども:5ドル ※1
恋人岬シャトル※2
(入場料3ドル込み往復チケット)
大人:12ドル
子ども:6ドル
チャモロビレッジナイトシャトル 5ドル
(共通)
大人:9ドル
子ども:5ドル ※1

※1…公式サイト限定。3時間有効。
※2…公式サイトでは購入不可

タモンシャトルについては、基本的に1日2回以上バスに乗車するのであれば、3・6時間チケットや、1~5日券チケットを購入するほうがお得です。

 

恋人岬・チャモロビレッジナイトシャトルについても、同じ路線を往復して乗車するのであれば、往復チケットを買うほうがお得になります。

(2023年8月7日~12月6日)JCBカード提示で乗車無料キャンペーン開催中!

2023年8月7日~12月6日まで、JCBカードをドライバーに提示するだけで、乗車無料になるキャンペーンを開催しています。

 

キャンペーン対象の路線は、タモンシャトルのみで、恋人岬シャトルやチャモロビレッジナイトシャトルなどは対象外です。また、JCBカードを提示した本人のみキャンペーンが適用されます。

 

本キャンペーンが適用されるのはすべてのJCBカードで、JCBブランドのクレジットカードのほかに、JCBデビットも対象です。

 

タモンシャトルを利用する方は、ぜひ積極的に活用し、費用を抑えてみてください!

 

キャンペーンのHPはこちら

 

※キャンペーンの条件や期間などは変更される可能性があるため、あわせて公式HPをご確認ください

乗車券の購入方法

赤いシャトルバスのバス亭(JPスーパーストア前)

 

赤いシャトルバスの乗車券を購入する方法を4つ紹介します。

①公式サイトからE-Ticketを購入する

一番おすすめは、公式サイトからE-Ticketを購入する方法です。E-Ticket限定のお得なチケット(3時間チケット・6時間チケット・恋人岬シャトル・チャモロビレッジナイトシャトル)も販売されています。

 

公式サイトから購入するには、無料の会員登録が必要です。会員登録後「チケット購入」を選択し、購入したいチケットの購入に進みます。

 

決済方法はクレジットカードのみです。購入後、マイページの「マイチケット」に、購入したE-Ticketが表示されます。初回乗車前に該当チケットの「使う」を選択し、その画面をドライバーに見せることで乗車できます。

 

また、チケットの譲渡も可能です。たとえば3人で旅行しているのであれば、代表者がまとめて購入し、マイチケットの「分割」を選択すれば、ほかの2人に譲渡できます(譲渡する相手も会員登録が必要です)。

 

なお、チケットが未使用の状態であれば、キャンセルも可能です。

②シャトルバスのドライバーから購入する

2つめは、シャトルバスのドライバーから紙のチケットを直接購入する方法です。

 

決済方法は現金のみで、キャンセルはできません。購入した紙のチケットをドライバーに提示することで、バスに乗車できます。

 

なお、購入したいチケットをドライバーがもっているとは限らないため、事前に購入しておくほうが確実です。

③現地のツアーデスクなどで購入する

グアム・プレミア・アウトレットやマイクロネシアモール、Tギャラリアグアムby DFSなどのショッピングセンター設置のチケットブース、ホテル内のコンシェルジュ、グアム国際空港、旅行会社のツアーデスクなどでも購入可能です。

④乗り放題チケットが含まれたパッケージツアーを購入する

「公式サイトで購入するのが難しい」「現地で買うのが不安」という方は、赤いシャトルバスの乗り放題チケットが含まれたパッケージツアーを、旅行会社から申し込むのがおすすめです。

 

パッケージツアーで申し込むことで、旅行会社から赤いシャトルバスの乗り放題チケットを受け取れるため、自分でチケットを手配する必要がありません。

【実体験】赤いシャトルバスの乗り方

実際にグアムに投稿した筆者が、赤いシャトルバスの乗車方法を紹介します。

 

タモンシャトル南廻りで、ウェスティン前(リーフホテル)からパシフィックアイランドクラブ前に乗車した時の乗車記録です。

 

まず、赤いシャトルバスの到着予定時刻前に、余裕をもってバス停で待機します。

 

バスが来た時、手を挙げる必要はなく、運転手から見えやすい位置に立っておけば大丈夫です(満車の場合は通過する可能性があります)。

 

赤いシャトルバスのバス停(ウェスティン前(リーフホテル)

▲ウェスティン前(リーフホテル)

 

バスがバス停近くに停車すれば扉が開くので、そのまま乗車します。乗車後は、事前に購入したチケットをドライバーに提示するか、ドライバーから紙のチケットを直接購入します。

 

乗車時、ドライバーから行き先を尋ねられることがあるので、その際は英語で答えましょう。

 

(ちなみに筆者は、諸事情でスーツケースをもっており「空港に行くのか?」と聞かれたので「違います。PICです。」と答えました)。

 

赤いシャトルバスの車内

 

意外に難しいのが降車時です。日本のバスのように、電光掲示板で次のバス停が表示されるわけではありません。

 

バスは基本的に、すべてのバス停に停車します(ドライバーから行き先を聞かれた時は、乗降のないバス停を通過することもあります)。そして、バス停に到着した時に、運転手が英語で案内してくれます。

 

英語が不安な方・降車のバス停がどこにあるのかよくわからない方は、窓の景色から降車の目安となる建物を確認したり、Googleマップで現在地をリアルタイムでチェックしたりして、降りるバス停を間違えないように注意しましょう。

グアムで赤いシャトルバスに乗る時の注意点

赤いシャトルバスから見える風景

 

グアムの赤いシャトルバスに乗車する際の注意点をいくつか紹介します。

①スーツケースやベビーカーはもち込みにくい

日本のバスとは異なり、スーツケースやベビーカーを持ち込みにくいのが難点です。持ち込むことはできますが、スーツケースは置場がなかったり、ベビーカーは畳むように案内されたりします。

 

特に満車時は、スーツケースやベビーカーの置場に非常に困ります。車内の通路も人ひとりが通れるほどの広さで、通路にスーツケースやベビーカーを置くこともできません。

 

基本的に、スーツケースやベビーカーなどは、赤いシャトルバスに持ち込まないほうが楽です。

 

とはいえ、特にベビーカーに関してはどうしても持ち運びしないといけないご家族もいると思うので、少し骨が折れますが、畳んで空いている座席に収納するなどして対応しましょう。

②空港に赤いシャトルバスは運行していない

赤いシャトルバスはグアムの観光主要地を巡っている便利な路線バスですが、空港にバスは運行していません。そのため、空港~タモンなどを、赤いシャトルバスを使って移動することはできません。

 

空港~タモン間の交通手段には、タクシーやホテルの送迎などを利用しましょう!

③早朝や深夜は運行していない

日本と異なり、赤いシャトルバスは早朝や深夜に運行していません。

 

朝9時以前、および夜10時以降に赤いシャトルバスはないため、早朝や深夜はタクシーなど別の移動手段を使いましょう。

 

なお、夜に赤いシャトルバスがないからと言って、夜間に徒歩で移動するのはあまりおすすめしません。

 

グアムは比較的治安のよい場所ですが、それでも海外です。夜遅く人通りの少ない時間に歩いていると、犯罪に遭う可能性が高くなります。

 

参考:グアムの治安はどう?実際に渡航した筆者が注意点を解説♪

まとめ:グアム観光で便利な赤いシャトルバスを使おう♪

グアム観光には、赤いシャトルバスを利用すると便利です。グアムの観光主要地を巡るほか、タクシーやレンタカーと比べてもコストを抑えられる利点があります。

 

ぜひ赤いシャトルバスを利用して、グアム旅行を満喫しましょう♪

 

赤いシャトルバスの公式HP(日本語)

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

プロフィール写真(小川 遼)
執筆者

小川 遼

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

小川 遼の全ての記事を見る

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/

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