Share
「彼氏がAV見てた…」ショックで眠れない夜に。男性心理のホントと、あなたが傷つかないための対処法
INDEX
まずは心を落ち着けて。男性がAVを見るのは「普通」のこと?

ショックな気持ちでいっぱいの中、まず最初に知りたいのは「これって普通のことなの?」という点だと思います。感情的になってしまう前に、少しだけ客観的な事実を見ていきましょう。
データで見る男性とAVの関係
はっきりと口に出して言う人は少ないですが、実は成人男性がAVを視聴することは、決して珍しいことではありません。
様々な調査がありますが、多くの男性が生涯で一度はAVを視聴した経験があるというデータもあります。
『未来のAV協議会』の成人向けサイトの利用に関するアンケートでは「対象者の69.7%がアダルトビデオの配信サイトを利用している」と回答しています。
もちろん、頻度や好みには個人差がありますが、「彼氏だけがおかしい」「自分たちの関係にだけ何か問題がある」というわけではない、ということは、まず心の片隅に置いておいてください。
知っておきたい男性心理:「AV=あなたへの不満」ではない理由
彼がAVを見ていた事実を知ると、「私に性的魅力がないのかな」「夜の生活に満足してくれていないのかな」と、自分に原因があるように感じてしまいますよね。でも、それは多くの場合、早合点です。
多くの男性にとって、AVは「ファンタジーの世界のエンターテイメント」。
例えば、アクション映画の主人公が派手なカーチェイスを繰り広げるのを見て興奮するのと同じように、非日常的な世界観を楽しむ感覚に近いものがあります。
そこには、あなたへの愛情や評価とは全く別の感情が働いています。「AVの女優さん」と「大好きな彼女」は、男性の頭の中では全く別のカテゴリーにいるのです。
それは「浮気」とは違うの?
「浮気ではない」と頭では分かっていても、心がザワザワしてしまいますよね。その気持ちは、とても自然なものです。
一般的に「浮気」とは、パートナー以外の人と感情的・肉体的な関係を持つことを指します。その点、AVの視聴は、画面の向こう側の存在に向けられた一方的なものであり、現実の誰かと関係を結んでいるわけではありません。
だからといって、あなたが感じたショックや裏切られたような気持ちを「気にしすぎ」と片付ける必要は全くありません。
大切なのは、一般論として「浮気ではない」と理解しつつ、あなたが「どう感じたか」という自分の気持ちを否定しないことです。まずは、その複雑な感情を自分で認めてあげるところから始めましょう。
「なんで?」彼がAVを見る理由と、あなたが自分を責めなくていいワケ
「浮気じゃないのは分かったけど、じゃあなんで見るの?」という疑問が、次に湧いてきますよね。その理由を知ることは、あなたが自分を責める思考から抜け出すための大切な一歩になります。
男性がAVに求めるものとは?
彼がAVを見る理由は、決して一つではありません。そしてそのほとんどは、あなたへの不満とは関係のないものです。
性的ファンタジーとしての娯楽
最も多いのがこの理由です。現実ではありえない設定や状況を楽しむ、一種のエンターテイメント。SF映画や恋愛ドラマを見るのと同じ感覚で、非日常の刺激を求めているだけ、というケースがほとんどです。
性的な知識欲や好奇心
「女性を喜ばせるにはどうすればいいんだろう」という学習意欲や、単純な好奇心から見ることもあります。これは、二人の関係をより良くしたいという気持ちの裏返しである可能性も。
ストレス解消やリラックス
仕事などで疲れた時に、頭を空っぽにしてリラックスするための一つの手段としてAVを見る男性もいます。お酒を飲んだり、ゲームをしたりするのと同じような感覚です。
「私のせいかも…」は一番つらい思考のワナ
彼がAVを見ていたことを知った時、多くの女性が「私の魅力が足りないから」「私が満足させてあげられていないから」と、自分を責める思考に陥ってしまいます。
でも、断言します。それは、あなたが自分自身を一番傷つけてしまう、つらい思考のワナです。
前述の通り、彼がAVを見る理由は彼の内側にあることがほとんど。それをあなたのせいだと結びつけてしまうと、自信を失い、彼との関係までギクシャクしてしまいます。
あなたは何も悪くありません。まずはその事実を、しっかりと受け止めてあげてください。
AVの女性と自分を比べる必要はまったくない
AVに出演している女優さんは、その世界のプロフェッショナルです。彼女たちの容姿や振る舞いは、あくまでも「作品」として作り上げられたもの。
彼が好きなのは、日常を共に過ごし、笑い合ったり、時には支え合ったりする「ありのままのあなた」です。
作られたファンタジーと、かけがえのない現実は、比べられるものではありません。 彼はあなたという存在そのものを愛している、ということを忘れないでくださいね。
Feature
おすすめ記事