GLAM Editorial

2020.12.18(Fri)

人気美容家 岡本静香さんが実践している、“寒暖差”肌あれ対策

近年、湿度の差のみならず、気温の差、つまり“寒暖差”が肌ダメージの大きな要因の1つになっているともいわれています。
日本気象協会と資生堂が今年から、「寒暖差肌荒れ指数」という指数を毎日発表するようになり、テレビの天気予報でもしばしば“寒暖差”が報道されるようになっています。


“寒暖差”のダメージからお肌を守るにはどうしたらいいのでしょうか? GLAM読者にも人気の、様々な美容メディアのベストコスメ審査員も務める人気美容家の岡本静香さんに、岡本さんがリアルに実践している寒暖差スキンケアテクニックを伺いました。

監修者
美容家 岡本静香さん

コメントの説得力、今年15周年を迎える確かな経験値、インスタグラムなどでの発信力の高さを併せ持つ若手美容家。“感覚を大切にする、心地よい美容”をテーマに、心と美容を繋げ希望をもたらす発信が共感を呼び、現代を生きる女性たちの心強い味方となっている。
著書「自分の肌を好きになったら運命は変わる」「ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく」「岡本静香のすっぴん美容」「鏡を見るのが楽しくなる!」

湿度のみならず寒暖差も意識

毎日天気予報を必ずチェックするという岡本さん。
湿度が低い日は特に加湿器の湿度を調整するようにしているそう。

「自宅では空気清浄もできる加湿器を使用し、冬は湿度70%に設定しています。
湿度だけでなく、急激な気温差でも、肌のカスパーゼ14という成分が減少してしまい、肌のキメが乱れ、肌自体の持つ天然保湿成分の産生も妨げられてしまうので、気温も意識します。」

寒暖差がガクンと大きい、お風呂上りのケア

特に寒暖差を感じる、お風呂上りの岡本さんのケアは?

「お風呂から出た後は水滴を払った後、タオルで拭く前にボディオイルを塗るのがおすすめです。オイルを塗った後にタオルで押さえるという順番です。
ヘアにもつけられるものを選んで、濡れたままのヘアにも同じオイルをつけると全身を一気にケアすることができます。」

タオルドライの前にオイルを塗るとは、さすが美容家の知恵!
タオルで水滴を拭いた後に、ボディクリームを塗るそうですが、ボディクリームもやはり1本使いがおすすめだそう。

「ボディクリームも、身体の部位ごとに使い分けると、面倒になってしまって習慣化しづらいので、お気に入りのオールマイティなボディクリームを1つ決めて、それを全身に使うようにするのがおすすめです。」

気温の低い洗面所で過ごすと寒暖差の肌ダメージが大きくなってしまうので、かかとなどの細部は温かい寝室でケアするといいそうです。

温めながらのスキンケアが寒暖差からガードしてくれる

「スキンケアをするうえで、血流、リンパ液などを“めぐらせること”を意識しています。そのために、“温めながら保湿”を心掛けています。」

洗面所でスキンケアに取り掛かる際、まずスチーマーで温めながら、がポイント。
スチームをあてながら、導入美容液、化粧水まで塗ります。
スチーマーがない場合は、ホットタオルでもOKだそう。

岡本さんが愛用している“寒暖差”対策グッズ

寒暖差が大きい秋冬は、自ら天然保湿成分を産生してくれる成分が減ってしまい、そのせいで保湿剤などがうまく浸透しづらくなり、余計に乾燥が進んでしまうという悪循環に陥ります。
岡本さんが実際に寒暖差ケアで使っているグッズを紹介します。

寒暖差対策をコンセプトにした美容液

通常使用している化粧水・乳液・クリームのケアの前に、d プログラムの「カンダンバリアエッセンス」を使用し、スキンケアの土台作りをするそう。

「d プログラムの『カンダンバリアエッセンス』は、愛用している化粧水・乳液のケアの前に加えるだけでいいので、どんな方でも取り入れやすいのでは?
肌のキメを整えて化粧水・乳液がなじみやすい状態に整えてくれ、かつ、敏感肌の方でも使用しやすい処方で多くの人におすすめできます。」


d プログラム カンダンバリアエッセンス 40mL 3,300円(税込)



寒暖差ダメージが出てきてしまった!ときのスペシャルケア

「目元の小じわなどがちょっと目立ってきてしまったときは、NAVISIONのマイクロニードルのシートマスク『ナビジョン HAフィルパッチ B』で、保湿成分のヒアルロン酸がより深く届くようなケアを就寝時にします。」

ニードル状に固められた成分が肌の奥深くまで届く、美容家の間でも話題のアイテムだそう。


NAVISION HAフィルパッチB  2枚×3包入(3回分) 6,380円(税込)


お肌に優しいマスク

「しっかりとメイクしなくてはならない日はファンデーションの色がついてしまうので紙マスクですが、極力、麻、シルク、上質なコットンのものを着けるようにしています。特にシルクは天然の保湿成分が肌をきれにしてくれる効果も期待できます。」

マスク必須の今年の冬は、マスクによる寒暖差の対策も必要だといいます。
マスクを着けている時はマスク内の温度・湿度が高くなっていますが、外すと急激に湿度も温度も下がります。


「カンダンバリアエッセンスを塗ったあとに化粧水、乳液、クリームや日焼け止めを塗った後、ルースパウダーつけると、スキンケア剤がマスクにつきにくいですし、スキンケアの潤いを閉じ込めることもできます。」


上:リネン抗菌マスク 全2色 1,760円(税込) (ネストローブ)
下:今治タオルマスク  全5色 1,430円(税込) (PLAZA ※一部店舗のみでの取り扱い)


岡本さんイチ推しの“5本指”ソックスで身体も冷やさず

「ニットの下には保温性の高い肌着を必ずつけるようにしています。
また、シルク製の足の甲までの長さの5本指ソックスが、保温性・保湿性に優れ、かつかさばらないのでおすすめです。
ベージュのソックスを黒タイツの下に履くと、完全に目立ちませんよ(笑)。

指1本1本を覆うことで、足元から気化熱が奪われて冷えてしまうのを防ぐので、足の冷えがだいぶ解消しました。」


シルク つま先五本指ソックス[ベージュ] 770円 (税込) (砂山靴下)


寒暖差対策、奥深し。
美容家直伝のテクニックを取り入れて、ぜひ寒暖差に負けないお肌を作りましょう。

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