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交通事故でひん死の重傷を負ったトレイシー・モーガンがステージに復帰!

米TVシリーズ「30 ROCK/サーティー・ロック」などで知られるコメディ俳優のトレイシー・モーガン(Tracy Morgan, 46)がステージに帰ってきた。
モーガンは昨年6月、ショーの後で交通事故に遭い、脳損傷や脚と肋骨の骨折を含む重傷を負い、一時は昏睡状態に陥った。2週間後に意識を回復すると、友人でコメディアンのジェームズ・マクネア(James McNair)さんを失ったことを知った。
回復への道のりは長かったものの、トレイシーは自分で歩けるようになり、8月にはフィアンセのミーガン(Megan)と結婚するほど良くなっている。そして12日、ニューヨークの「コメディ・セラー」でステージ復帰を果たした。
「コメディ・セラーで16ヶ月ぶりのステージ! 困難な状況からようやく復活しつつあるよ!」とトレイシーは会場で撮影した画像にそうキャプションを添え、Twitterで公開した。
この画像には健康そうな顔のトレイシーが独りでステージに立ち、マイクを持つ姿が写っている。最前列の観客が笑顔を浮かべているのが分かる。
トレイシーは1ステージでは物足りなく、同じ12日に「ザ・スタンド」でもパフォーマンスを披露した。ステージでの様子の撮影は禁じられたが、複数の事情通はファッションサイト「Refinery29」に対し、トレイシーはスピーチセラピーをネタにしたジョークを飛ばし、咳の発作については事故かマリファナの吸いすぎのせいだと言って笑わせていたと語っている。
トレイシーは再び歩けるようになるまで長い時間がかかったが、ミーガンと結婚する前に実現させると自分に誓っていた。初めて杖なしで歩くのを目撃されたのは7月で、近づいてきた結婚式のことを考えて自分にムチを打っていたと認めている。
「妻とバージンロードを歩きたいんだ」とトレイシーは以前、語っている。「必ず良くなって、幼い娘と遊んだり、追いかけっこをしたりするつもりだ」
トレイシーは8月、エミー賞授賞式に出席し、スタンディング・オベーションを浴びた。ユーモアのセンスは傷ついていないことを証明するためにこの場を選んだようだ。
「また自分らしく思えるようになってきた。つまり、アフターパーティーで大勢の女の人が妊娠するということさ」とトレイシーはジョークを飛ばした。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。
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