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森と海を領有する一大リトリート“アヤナリゾート”
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暑さで疲れた身体に海の恵みと森林浴でリラックス&リフレッシュ
バリ島からスラマッ パギ(おはようございます)
夏になると必ず流れてくる日本の激暑のニュース。極端な暑さで体力はもちろん、気力まで萎えてしまいますよね。日本が一番暑い時期に、バリ島は一年の中で一番涼しく過ごしやすい時期を迎えます。
夏の日本から訪れる観光客の方々にとってはバリの方が涼しく、驚かれる方も少なくありません。暑さが和らいでいるのは乾季という以外に自然がとても身近にある環境も関係しているのかもしれません。
そんな豊かな自然に恵まれたジンバランに位置するアヤナリゾートは、90ヘクタールもの広大な敷地の中に、木漏れ日の降り注ぐ森林、砂浜のビーチや目の前に広がるコバルトブルーの海と空など、海と森の理想的な要素を全て持ち合わせ、不快な暑さを吹き飛ばしてくれる贅沢なリゾートなのです。
温水海水ハイドロテラピープールで、たっぷりのミネラルをお肌に栄養補給
アヤナリゾートの中にある広々としたスパ。その中でも特におすすめは世界最大規模を誇るタラソテラピープールです。

インド洋から汲み上げたミネラルを豊富に含む海水を利用しているテラピープール。人の身体には「必須ミネラル」と呼ばれる16種類のミネラルが必要不可欠で、これらは生命維持のために大切な役割を担っています。
不足すると免疫力の低下や貧血、骨粗鬆症などの疾患を引き起こすことも。このプールでは皮膚からのミネラル吸収を通じて、身体の浄化や再生を促し、健康維持や美容に貢献します。
リラクゼーション要素が強いのにエクササイズ後のような心地よい疲労感が気持ちいい
海水テラピープールは、スタートから終了まで約1.5時間です。療法用のプールですからもちろん普通のプールとは異なります。逆流ウォーキングから始まり、ジェットバス、泡風呂、プール一周でジェットによる身体の各部位へのウォーターマッサージが完了し、代謝の向上、筋肉の緊張緩和、血液循環の改善など、身体に有益な効果をもたらすよう、プログラミングされています。
海水の温度は人肌くらいなので、浸かり過ぎてのぼせるということもありません。身体はほんのりと温かく、頭は海からの涼しい潮風で快適。
私が行った時にはゲストの約7割ほどがカップルで、後は母娘、友達同士でした。ジェットを受けている間におしゃべりをしたり、眼の前に広がる雄大なインド洋を眺めたり・・・。気持ちが良くて終わるまであっという間です。

16の効能をゆっくりと制覇していく充実のひととき
タラソテラピープールでは12の行程を順に進んでいきます。プールにはいつもインストラクターがいて、順序や進み方などをアプローチしてくれます。
1. ウォーキングコリードー
ジェットの水流に逆らいながら、ウォーキングを楽しみます。私はプールの端に捕まりながらなんとか進めました。
2. スイミングコリードー
ジェットの流れに抗って泳ぎます。なかなか前に進めずちょっとした修行気分。
3. 足、大腿部、腹部のマッサージジェット
足首からふくらはぎ、太もも、腹部へと異なる高さのジェットマッサージです。
4. アクアシート
水中シートに座った状態での腰と背中のジェットマッサージ。
5. 背中のマッサージジェット
腰下から肩甲骨あたりまでジェットの位置が少しずつ変わりながらのマッサージ
6. スワンネック
首へのジェットで凝り固まった筋肉をほぐします。
7. スワンショルダー
肩に力強いジェットをあてることで筋肉をほぐし、姿勢の改善を助けます。
8. アクアベッド
インド洋を目の前に、体を横たわりながらの優しいマッサージです。
9. サンセットバブルバス
円形のガゼボに設定されたマイクロバブルバスは、リラクゼーション効果も大。移動しながら足首から腰上まで順にマッサージ。
10: バブルバス
やや水温の高いマイクロバブルバスで最後はのんびりリラックス。
他にも冷たい海水のリラクゼーションプールやスイミングやエクササイズにも使われるフィットネスプールもあります。

おしゃれなスパカフェも併設。健康や美容に特化したメニューで内側からもキレイに
心地よい疲労感の後は、スパ受付に隣接するスパカフェで、プールの余韻に浸りながらクールダウン。プールを終えたら、とてもお腹が空いていることに気がつきました。
自然の恵みをたっぷりと使ったヘルシージュースやスムージー、サラダなどの食事もおすすめです。木漏れ日と潮風が心地よいテラス席、エアコンの効いた室内が用意されています。

森と水に包まれたリゾート、リンバでマイナスイオンを吸収
身体に海の恵みをたっぷりと取り込んだら、今度は熱帯のオアシス、リンバで過ごしてみましょう。プールやレストランの公共施設はアヤナリゾート内の宿泊ゲストでしたら、どなたでも利用できます。
特にプールは他のリゾートのプールとは趣きが異なっていてぜひ試したいところ。緑の世界が広がり、樹木の芳香に思わず深呼吸したくなるほど。太陽が降り注ぐ昼間でも、涼しげな空気が漂っていて、自然との繋がりがより密な気がします。

まとめ
いかがでしたか?同じリトリート内で海や森など違う表情を見せてくれるアヤナリゾートは、バリ島にたくさんあるリゾートでもやはり稀有な存在。 短い旅行日程でも南国リゾートを思う存分満喫したい!というわがままリクエストにもちゃんと答えてくれます。ぜひアヤナリゾートに宿泊して心身のエネルギーチャージを図ってみてくださいね。


岡田美和
バリ島に住んで26年。バリ島発行のHISフリーペーパー「バリフリーク」編集部員を11年勤めた後、2011年に独立しデザイン会社「MIMO Creation」を立ち上げる。バリ島旅行関係の記事、情報など発信し、旅行社のガイドブック作成なども手がけている。
岡田美和の全ての記事を見る
https://www.glam.jp/authors/miwa_okada/Feature
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