GLAM Editorial

春までに解消したい!ぽっこり下腹への対策を薬剤師が解説

 

「年末年始に食べ過ぎて太ってしまった!」 「薄着になる季節までに、ぽっこり下腹をなんとかしたい」 このような悩みを抱えている方は、できるだけ早く動きましょう。 下腹が出てしまう原因や解消する方法を、薬剤師が解説します。

1. 下腹がぽっこりする原因は?

下腹がぽっこりする主な原因を3つ紹介します。

1-1. 食事や生活習慣

下腹がぽっこりするのは「皮下脂肪」が原因だといわれています。 脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 このうち、内臓脂肪は男性や閉経後の女性につきやすく、おなか周りに脂肪がつき、りんごのような体型になるようです。

 

内臓脂肪はつきやすいものの燃焼しやすく、ダイエットの効果が出やすいといわれています。 一方、皮下脂肪は女性や子どもにつきやすい脂肪です。 下腹部や腰まわりに脂肪がつき、洋ナシのように下腹がぽっこりと出た体型になります。 内臓脂肪と比べるとつきづらいものの、燃焼しにくいため、ダイエットの効果が出づらい脂肪です。 皮下脂肪は、主にカロリーの過剰摂取によって蓄積されます。

 

1-2. 運動不足

皮下脂肪は、運動量が落ちて基礎代謝が下がることでも引き起こされます。 筋肉量が多い方の場合、少し脂肪がついても筋肉が抑えてくれるので、あまり下腹がぽっこりすることもないでしょう。

 

ぽっこり下腹を解消するためには、カロリーの摂取量を見直すだけではなく、運動習慣を身につけて、基礎代謝を高めて筋肉をつけることも大切です。

1-3. 病気

女性の場合、「子宮筋腫」という病気が原因で下腹がぽっこりすることもあります。 子宮筋腫のしこりである「腫瘤(しゅりゅう)」は大きくなると、下腹部に突き出てくるのです。

 

子宮の外側にできる「漿膜下(しょうまくか)筋腫」に多い症状です。 このように腫瘤が大きくなると、膀胱が圧迫されて頻尿になったり、貧血になったりといった症状が出る場合もあります。

2. ぽっこり下腹を解消するには?

ぽっこり下腹を解消するなら、以下の方法がおすすめです。

 

2-1. 生活習慣の見直し

摂取カロリーが増えてぽっこり下腹になっている方は、食生活を見直しましょう。 ダイエットの際には、野菜や海藻といった食物繊維が豊富な食材を摂ることが大切です。

 

また、血糖値の急激な上昇が肥満を招くため、「GI値」が低い食材を摂りましょう。 たとえば白米ではなく玄米を食べるようにすると、血糖値の上昇を抑えることができます。 さらに、摂取カロリーを抑えるだけではなく、消費カロリーを増やすために運動習慣を身につけることも大切です。

 

筋肉量が増えれば、効率的に基礎代謝を高めることができますよ。 スクワットや腹筋をして、大きな筋肉を鍛えましょう。

 

2-2. 筋力をつける

おなかに筋力をつければ、脂肪を落とさなくても、おなかが全体的に引き締まって見えます。 ぽっこり下腹を解消するためには「腹横筋」というインナーマッスルを鍛えましょう。

 

腹横筋はプランクという体幹トレーニングで鍛えることができます。 無理をせず、できる範囲で始めてくださいね。

 

2-3. 病院を受診する

前述の通り、ぽっこり下腹は肥満ではなく子宮筋腫が原因の場合もあります。 疑われる場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。 子宮筋腫の場合、ぽっこりとした部分が脂肪ではなく硬い筋腫なので、自分で触ることで気付く方もいるでしょう。

 

また、月経の量が多かったりレバーのような塊が出たり、出血が8日以上続くといった症状で気付く方もいます。 月経の様子がいつもと違うと感じたら、婦人科に相談してくださいね。

3. ぽっこり下腹におすすめの漢方薬は?

ぽっこり下腹を解消するダイエットは、漢方薬の服用が手助けになる場合もあります。

 

3-1. 防風通聖散

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、おなか周りに脂肪がつきやすく、便秘がちな方におすすめの漢方薬です。 からだの血流や水の代謝をよくして、ため込んだ余分な脂肪を燃焼し、肥満症を改善します。(※1)

3-2. 大建中湯

大建中湯(だいけんちゅうとう)は、おなかが冷えて胃腸の働きが弱っている方におすすめの漢方薬です。 からだを温めることで、冷えによって低下した腸の動きを改善させ、腹部のガスや痛みに働きかけます。(※2)

3-3. 大柴胡湯

大柴胡湯(だいさいことう)は、イライラすると食欲が増してしまう、ストレス太りの方におすすめの漢方薬です。 腸の働きを活発にするため、腹部膨満感や腸管にガスがたまった状態が続く場合に用いられます。食欲や気持ちを抑え、イライラによる過食を解消します。(※3)

 

このような漢方薬を服用すれば、より手軽にダイエットができるでしょう。 一方、肥満の原因や体質に合った漢方薬を、自分で選ぶのは難しいですよね。 そこで、おすすめなのが薬剤師がAIを用いて最適な漢方薬を提案する「あんしん漢方」です。 漢方薬の知識がない方でも、安心して利用できますよ。

 

あんしん漢方

 

 

4. ぽっこり下腹は早めに対処しよう!

内臓脂肪に比べると、ぽっこり下腹の原因になる皮下脂肪は落としづらいため、早めにダイエットを始めることが重要です。 薄着になる前にスリムになりたい方は、1日でも早くダイエットを始めてくださいね。

 

参考URL

(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8883

(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ大建中湯エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8977

(※3)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=7877

 

<この記事を書いた人>

 

 

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。

「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-Youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方)

 

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