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トム・クルーズ、『ハムナプトラ』のリブート作に出演交渉中?

俳優のトム・クルーズ(Tom Cruise)が、冒険アクション映画『ハムナプトラ』シリーズのリブート作に出演する交渉に入ったと報じられた。
トムは主役の筆頭候補として挙がっており、米Hollywood Reporter誌によると、ユニバーサル・スタジオは主役に大物俳優を求めているという。
トムの出演についてそれ以上の詳細は不明だが、『トランスフォーマー』でも知られる脚本家のアレックス・カーツマン(Alex Kurtzman)がリブート版で監督とプロデューサーに起用されたという。ストーリーを現代に移し、新しいキャラクターが登場するようだ。
1999年公開の第1作『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』ではブレンダン・フレイザー(Brendan Fraser)が主役を務め、続編の『黄金のピラミッド』と『呪われた皇帝の秘宝』でも再演した。
リブート作は2017年の公開が予定されている。もしトムの主演が決定すれば、久しぶりにホラー系映画への出演となる。アン・ライス(Anne Rice)の小説を原作とした1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では、吸血鬼のレスタト・デ・リオンコートを演じたことがある。
それまで『卒業白書』(1983)、『7月4日に生まれて』(1989)、『ア・フュー・グッドメン』など、アメリカ人のキャラクターを演じてきたトムにとって、『インタビュー~』はキャリアにおけるターニングポイントとなった。トムの起用が発表されると、原作者のライスはトムの「いかにもアメリカ的な好青年」といったハリウッド的性格がこの作品にはそぐわないと猛反発した。しかしプロデューサー側は米The Los Angeles Times紙に対し、ライスは最後には「想像をはるかに超えた演技」をみせたトムを「絶賛」したと語っていた。
「彼女は(トムに)わざわざ電話して、自分が間違っていたと伝えた」とプロデューサーの1人、デヴィッド・ゲフィン(David Geffen)は1994年、同紙で明かした。「ある映画を批判していた人が、観た後で絶賛し、自分が間違っていたと認める…一流の人間にしかできないことだ」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。
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