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困惑…会議で連発されるカタカナ「コミット」って何?3分でわかる意味・NG例と成果を出す正しい活用法完全版

会議や上司のメールで飛び交う「そこ、ちゃんとコミットしてね」。
「約束」「責任」と似ているようで違う――と感じつつ、あいまいに使っていませんか?
今回も“1問だけ”のカタカナクイズで核心を押さえましょう。
カタカナクイズ
Q.「コミット」の意味として最も近いものは?
1.仕事を任せる前に行う情報共有
2.結果に責任を持ってやり切ることを約束する
3.途中経過を定期的に報告する仕組み
考えがまとまったら、下へ進んで答え合わせをどうぞ。
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正解:2. 結果に責任を持ってやり切ることを約束する
解説──“宣言+責任”がセットの強い言葉
語源は英語 commit(委ねる・約束する)。
ビジネスでは「成果を出すまで責任を持ってやり抜く」といった強い決意表明を指します。
“頑張ります”よりも実行責任のニュアンスが濃く、数値目標や期限とセットで使うのが一般的です。
典型的な使い方
上司「この数値、来月末までに達成できる?」
部下「はい、達成にコミットします」
社内資料「KPIを守るためにA社との交渉にフルコミットする」
→ メンバーが交渉業務を最優先で取り組む宣言
よくあるNG例
ゴールが曖昧なままコミットと言う
「頑張ります!」だけではただの意気込み。数値や期限を明確に。
途中で優先度を下げる
“フルコミット”を宣言したら途中で手を抜くのは信頼低下のもと。
他者のタスクに気軽に使う
「君もコミットしてね」ではなく、自分が責任を負うときに使うのが基本。
まとめ──“コミット思考”で信頼を積み上げる
コミットは単なる「やります」ではなく、達成責任を背負う宣言。
数値・期限・行動をセットで示し、最後までやり抜くことで「口だけで終わらない人」という信頼を得られます。次に「コミットします」と言うときは、ゴール設定と実行計画までセットで示してみてください。周囲の見る目が変わるはずです。
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