増本 紀子
増本 紀子

2014.10.01(Wed)

秋本番、目指すは乾燥を撃退するお肌。お肌の土台から立て直すなら、ベーシックスキンケアを見直して。

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 秋が深まるにつれ、気温と湿度が低下し、肌がかさかさしたり、パリパリとつっぱったり…と不快に感じる乾燥を感じる時期に。「もうどうしようもない…」と悩んでいる人も少なくないはず。

 焦って、慣れないスペシャルケアを取り入れたり、エステに通い始める前に、毎日行っている、いつものスキンケアのやり方を少しだけ変えてみませんか?

 私の話にですが、20代前半まで私は極度の乾燥肌でした。生まれた地域の特性だとも言われるキメの細かさがあだになり、スキンケアを変えてもそれは変わりませんでした。
それが、20代後半、取材や撮影で出会うさまざまな美容のプロに聞いたアドバイスをもとにスキンケア法を変えたところ、1年後には水分・油分共に理想の範囲内である普通肌になり、以来、その状態はあまり変わりありません。

 一番、肌が変わった!と実感したのは、化粧品の使い方を工夫したこと。使っているアイテムを変えていないのに、使用法を変えただけで、10日後には「あれっ、肌が乾燥していない…!?」と驚いたのを覚えています。

 たとえば、化粧水を手のひらとコットンのダブル使いでなじませること。乳液やクリームは、手のひらの体温で温めてから、広げるのではなく置くようにのせ、ハンドプレスでなじませること。洗顔のとき、前よりも10回多くすすぎをすること…などなど。
「とにかく忙しい朝、そんなに時間をかけられない!」と思う方もいるかもしれませんが、時間にすると5分も変わらないはず。肌をいつくしみながら、しっかりと化粧品のテクスチャーを浸透させると、肌が喜ぶのを実感できるはず。

 肌のパワーが落ちてきたと感じると、すぐ美容液を投入するという人が私の周りにも多くいますが、実はそれは勘違い。肌のパワーが落ちているときにパワフルなアイテムもひとつ投入しても、肌の土台が弱っているため、その力をフルに発揮することは難しいよう。まずは土台を立て直すことが大切なのです。

 肌と化粧品の関係を植物と畑にたとえると、「化粧水・乳液」は肌にとっての「水・日光」であり、「美容液」は肥料だといいます。毎日きちんと水と日光を与えていれば、植物はすくすく育ちます。その健やかな状態に対し「もっと実を増やしたい」「もっと大きくしたい」など目的別に肥料を与える…、これが肌と化粧品の関係によく似ているとされいてます。これを逆説的に言うと、水分不足でからからに乾いた土に植えられて弱っている植物にいきなり強い肥料を与えても、その力十分発揮されないはず。肌も植物も、まずは健やかな状態であることが大前提だといえるでしょう。

 肌機能が低下しがちな今の季節だからこそ、スキンケアの基本アイテム、そしてその塗り方を見直して、健やかな肌づくりを目指しましょう。

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