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スマホもPCも、ここには要らない。“谷の集落”に泊まるという体験。星のや軽井沢が教える「情報を断つ」本当の贅沢

毎日を忙しく駆け抜ける私たち。時にはスマートフォンやPCから離れて、心から安らげる時間が欲しくなりませんか?
そんな願いを究極の形で叶えてくれるのが、星野リゾートが手がける「星のや」ブランドの始まりの地、『星のや軽井沢』です。
コンセプトは「谷の集落に滞在する」。軽井沢の豊かな自然に抱かれたその場所は、まるで“もう一つの日本”に迷い込んだかのような、懐かしくも美しい情景が広がります。
今回は、多くの人々を魅了してやまない「星のや軽井沢」の唯一無二の魅力について、公式ホームページの情報を元に紐解いていきます。
谷の地形に溶け込む、離れのような客室

「星のや軽井沢」には、ホテルのような一つの大きな建物はありません。谷の地形に沿って流れる川を囲むように、離れのような客室棟が点在しています。
客室は、水辺に浮かぶように佇む「水波(みずなみ)の部屋」、戸建て感覚でプライベート感の高い「山路地(やまろじ)の部屋」、庭を望むテラスが心地よい「庭路地(にわろじ)の部屋」の3タイプ。いずれも日本の伝統的な建築様式を取り入れながら、現代の快適さを追求した設えです。窓の外に広がるのは、人の手が加えられていないありのままの自然。鳥の声や川のせせらぎが、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
心と身体を調える、二つの名湯と瞑想体験

滞在のハイライトともいえるのが、温泉体験です。「星のや軽井沢」には、趣の異なる二つの温泉があります。
一つは、宿泊者専用の「メディテイションバス」。ここは単なる温泉ではなく、”瞑想するための空間”です。ほのかな光が差し込む「光の部屋」と、静寂と暗闇に包まれた「闇の部屋」を行き来することで、感覚が研ぎ澄まされ、心身ともに深くリラックスできます。「美肌の湯」とも言われる源泉かけ流しの湯に身を委ね、自分と向き合う特別な時間です。
もう一つは、大正時代から愛されてきた歴史ある「星野温泉 トンボの湯」。宿泊者は、この名湯も利用することができます。開放的な露天風呂で、軽井沢の四季を感じながら湯浴みを楽しむのもまた格別です。
信州の風土を味わう「山の懐石」

旅の楽しみである食事もまた、特別な体験です。メインダイニング「日本料理 嘉助」では、「山の懐石」をコンセプトにした、信州の食文化を再構築した日本料理が味わえます。
豊かな山の幸や清らかな川の幸など、その土地ならではの旬の食材をふんだんに使い、素材の力を最大限に引き出した料理の数々は、目と舌で信州の風土を感じさせてくれます。また、24時間対応のルームサービスで「信州の洋食」をプライベートな客室で楽しんだり、朝は徒歩圏内の「ハルニレテラス」にあるレストランで爽やかな朝食をとったりと、気分やスタイルに合わせて選べるのも魅力です。
“何もしない”を豊かにする、集いの空間

「星のや軽井沢」では、「何もしない」という時間が最も贅沢な過ごし方かもしれません。
24時間いつでも利用できる「ライブラリーラウンジ」は、谷の集落を見渡せる大きな窓が印象的な空間。書斎のように落ち着いた場所で本を読んだり、用意されたドリンクやお菓子を片手に物思いにふけったりと、思い思いの時間を過ごせます。また、集落内をゆっくりと散策するだけでも、四季折々に表情を変える棚田の風景や美しい自然に心が洗われます。
まとめ
「星のや軽井沢」は、ただ上質なサービスを受けるだけの場所ではありません。自然の地形を活かした集落に身を置き、温泉や食事、空間を通して、私たちを”現代”という日常からそっと解放してくれる場所です。
次の休日は、この谷の集落で、情報から遮断された穏やかな時間に身を委ね、心身をリセットする特別な滞在を計画してみてはいかがでしょうか。
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