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実は効果ゼロ?間違った恋愛テクニック3選

ネットや本屋を見渡せば、さまざまな恋愛テクニックがあふれています。しかし、その中には明らかに間違った、場合によっては逆効果にもなりうる内容も少なくありません。

そこで今回は、間違っている恋愛テクニックを、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。


間違った恋愛テクニック1 メールやLINEにすぐ返信する

“自分の好意が相手に伝わりやすいから、気になる男性のメールやラインにはすぐ返信!”というのは間違った恋愛テクニックです。
確かに、心理学には“好意の返報性”という言葉があります。「好意の返報性」とは、好意を向けられると、自分も好意を向けたくなるという心理傾向のこと。つまり好き好きアピールをされると、いつの間にか相手を好きになってしまうというものです。実際に、すぐに返信すれば、こちらの好意に男性は気づくでしょう。その結果、好意の返報性を起こすことは、もちろん可能です。
しかし、この恋愛テクニックには大きな落とし穴があります。それは男性が“追いかけられる恋愛”より、“追いかける恋愛”を好むことにあるからです。「あの子は俺のことが好きなんだな」と思わせてしまうと「追いかけたい」という気持ちは起こらなくなり、恋愛対象から外されてしまう恐れがあります。
ポイントは毎回早く返信するのではなく、たまに早く返信するようにすることです。そうすれば「あれ、俺のこと好きじゃないの!?」「結局、俺のことどう思ってるの!?」と男性を惑わせることになり、男性の「追いかけたい」という気持ちをかき立てることができるでしょう。

間違った恋愛テクニック2 しつこいボディタッチ

“ボディタッチが男性の性的興奮を高めて、異性として意識されやすくなる”というのは、正しく思えますが間違った恋愛テクニックです。
確かに、ボディタッチをされれば“そういう気持ち”になります。しかし、このアプローチをされて恋愛関係に発展しても、身体だけの関係になりやすく、なかなか長続きしません。またボディタッチをさりげなくする女性は、「ビッチ」「ふしだらな女性」というイメージを与える恐れがあるので、万能な恋愛テクニックとは言えないでしょう。
はじめのうちは指と指が当たるくらいの軽いタッチを狙い、時間をかけて腕へ肩へとタッチの面積を広げていくことが大切です。少し焦らすくらいのペースで、距離を縮めていくのもテクニックでしょう。

間違った恋愛テクニック3 か弱い女の子アピール

“か弱さをアピールすれば、男性の守ってあげたいという気持ちをかき立てることができる”というのは、間違った恋愛テクニックです。
もちろん男性は“男らしさ”や“頼もしさ”を求められると、相手を異性として意識する傾向があります。
しかし過度にか弱さアピールには「こんなことも自分でできないのか……」「何でもかんでも人に頼ろうとしてる?」と、不信感を抱く男性が少なくありません。
とくに最近は男女平等が当たり前ですから、男性は「か弱い女性=自立できていない女性」と捉える傾向が高いようです。仕事に対する考え方がしっかりしている、将来設計をちゃんと考えている、などの自立した女性としての姿を印象づけた上で、か弱さアピールをすることが効果的。大前提として「しっかり者」「男が頼れる部分をもっている女性」を見せることが、男性を落とすために必要なテクニックなのです。

●まとめ

今回ご紹介した恋愛テクニックですが、頻繁に使ってアプローチすると失敗する確率が高くなってしまいます。
使いすぎは逆効果、適度に活用してこそのテクニックです。たまに使うことを意識して、意中の男性の意識をこちらに向けることで、恋はスムーズに進展するでしょう。間違ったテクニックは捨てて、上手に恋愛テクニックを活用してくださいね。
(高萩陽平/ライター)

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