島田佳奈
島田佳奈

2017.04.28(Fri)

【現代恋愛図鑑】vol.05 パーツを愛したっていいじゃない~フェチ恋愛~

「おっぱい星人」「お尻フェチ」「脚フェチ」な男性がいるように、女性にも男性のパーツに萌えるという人は多い。

よくあるものとしては、手の甲・指先・喉仏・二の腕をはじめとした筋肉あたりだろうか。パーツではないが声フェチというのもよく聞く。麒麟の川島や福山雅治がその代表格だ。

フェチというほど執着はないが、あたし自身も男のパーツ萌えというのはある。
歯並びのいい男はキスしたくなるし、スネ毛や胸毛や伸びたヒゲを撫でるのが好きだし、ただのマッチョよりプロレス体型(しっかりついた筋肉の上にうっすら脂肪が乗っている系)に萌えるし、バックから見た野球ケツ(四角くがっしりした尻)はたまらない。
しかし、歯並びと野球ケツ以外は他の女性からあまり同意を得られないあたり、どうやらあたしの萌えるパーツはレアらしい。

パーツ萌えとは少々ズレるが、昔取材した女性に「匂いフェチ」の人がいた。彼女は男の体臭、それもいわゆるワキガに萌えるタイプだった。
「通勤ラッシュのとき、電車内で吊革につかまる男性の脇の匂いをひそかにチェックするのが日課」だと彼女は言った。
ならば夏場は天国なのではないか?とたずねたら「好みの匂い以外は最悪」だと答えた。わからなくもないが、そうなると探すのは大変だろう。

パーツ萌えも「好みのひとつ」程度なら別段苦労はしない。あたし自身、萌えパーツはあれど必須条件ではない。しかし「これじゃないとダメ」なほどこだわりを持っている女性は、恋愛するのにも一苦労だ。
服の外から見えるパーツならともかく、脱がないとわからない領域だったらどうするのか。まさか海やプールまで“狩り”に行っていたりして。

これまでリサーチした中で、一番びっくりしたパーツ萌えは「傷跡フェチ」だ。
ケガの傷跡や後遺症による変形や手術跡など種類は多いが、あたしの知る限り、意外とそこに萌える女子は少なくない。

女性がそれら傷跡に萌えるのは、そこに痛みを乗り越えた軌跡を見ているのではないかと思う。
いわゆる「男の勲章」だ。

そういや大昔つき合った彼氏に「足首にボルトが入っている」男がいた。学生時代にサッカーで故障した跡らしく、しきりに「このケガさえなければJリーグに行ったかも」と豪語していた。

彼のボルトは、見た目ではわからない。そこにはうっすら縫った傷跡が残っているだけだ。
いくら傷跡フェチでも、レントゲンでしか見えないパーツに萌える女性がいるとは想像しがたい。

「ボルト話」をするたび、初耳の女たちは「すごーい」と彼をヨイショしていた。
しかし、空港でボルトのことなどすっかり忘れ、金属探知機に引っかかって赤面していた彼を目撃したあたしとしては「男の勲章、ねぇ……」と呆れるだけだった。

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