ELIE INOUE

2017.06.29(Thu)

【アパルトマン拝見】パリのファッション業界第一線で活躍するモニカ

パリジェンヌのアパルトマン拝見第二弾は、カナダ出身のモニカ・インリー(Monica Ainley)。現在はパリとロンドンを行き来しながら、ファッション誌に寄稿するライター、若手ブランドのブランディングに携わるコンサルタント、ポッドキャスト『Fashion: No Filter』のプレゼンターと様々な才能を活かしファッションシーンで活躍中。私が彼女を知るきっかけとなった『Fashion: No Filter』では、毎回ゲストや共同プレゼンターのカミーユ・シャリールと、独自の視点で繰り広げるファッション談義がまさにタイトル通り“フィルター無し”でリアリティがあって、面白いんです(英語のリスニング練習にもなるのでオススメです)。

モニカが暮らしているのは、感度の高いクリエイターに愛されるエリアとして知られる北マレ地区。同棲中のフィアンセと二人暮らしのお部屋は、ミニマルながらもデザイン性の高いインテリアが並ぶ。ファッション好きな彼女の洋服やシューズと、音楽好きだというフィアンセのレコードが、まるでインテリアのように相性良く部屋に飾られています。

仕事柄たくさんのファッションアイテムを手に入れる彼女ですが、「一つひとつのアイテムと自分自身の関係を大切にしている」と言います。「友人でもあるジャンヌ・ダマスが手がけるルージュ(Rouje)は、さり気ない女らしさを引き出してくれるアイテム。母国であるカナダ発のブランド、ボフィーユ(Beaufille)はカッティングが美しくてブランドに思い入れもあるの。ポール・スミス(Paul Smith)はお会いしたことがあって、とてもジェントルマンな素敵な方でますますブランドが好きになったわ」。

トップス、パンツともにPaul Smith

シンプルでミニマルなコーディネートでも、平凡に陥らずモニカらしいスタイルが完成する。流行りに流され過ぎずに独自のスタイルを作るコツを聞いてみた。「ラグジュアリーブランドの上質アイテムももちろん好きだけれど、ヴィンテージの風合いやオリジナリティが好きでどちらも欠かせない。ZARAやGAPの使いやすいアイテムもミックスしながら、自分らしいスタイルを作ることを心がけているわ。デザインや見栄えは大切だけど、最も重要なのは“快適”であること」。

ライフスタイルもファッションも、自然体で飾り気なくパリジェンヌらしいモニカ。トロントで生まれ育った彼女は、ジョーナリズム専攻の大学時代に留学で渡仏したのがきっかけでパリに暮らし始めたそう。「パリは大都市だけど、面積が小さいからフットワーク軽くどこへでも行けちゃう。地区によって雰囲気も違うし、歩いていると新たなお店を発見したり、思いがけない楽しみがある」

お気に入りのRougeのスカートは歩くたびにちらりと見える足元が魅惑的

「パリジェンヌって気分屋さんで自由で、時には悪い評判を聞くこともあるかもしれないけれど……。彼女たちは人生というゲームを楽しむように、毎日を創造しているの! 素直ではっきりしていて、大好き。私も遂に“公式的に”フランス人・パリジェンヌになっちゃうわ!」実は取材の4日前、彼からプロポーズされたばかりの婚約ホヤホヤだったのです! プロポーズと同時にサプライズでベニス旅行をプレゼントされ、幸せムード満点。婚約指輪を拝見したいとお願いすると、「彼のおばあ様にもらったダイヤのブローチを婚約指輪にする予定」と、歴史と愛が詰まった大切な宝物を見せてくれました。

マドモアゼルからマダムになるモニカの、今後ますますの活躍が楽しみ! パリのファッションシーン第一線で働く彼女の動向は、インスタグラムで是非チェックしてくださいね。

Photo by Steve Gaudin 

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