ELIE INOUE
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2017.06.15(Thu)

SNSよりも最先端の社交場!パリで「カウンターレストラン」が人気の理由

美食の国フランスの食文化は、常に進化を遂げています。時代や人々の流れに寄り添うかのように、新たな流行を生み出し続けます。そんなパリで数年ブームとなっているのは気さくな雰囲気で楽しめるカウンターレストラン。

クラシックなフレンチ調理といえば前菜・メイン・デザートと順を追って料理が提供されるコースか、ビストロのカジュアルな料理店で一皿を楽しむスタイル。2000年に生まれたビストロノミーという業態は、高級な料理をビストロのように気軽な形式で安価に提供する飲食店ですが、それからさらにカジュアルダウンさせたのがカウンターレストランの印象です。日本でいう立ち飲み屋や居酒屋のような位置付けですが、パリの場合はヒップでオシャレで女同士でもデートでも使える場所。

 

魚介専門のラヴァン・コントワール・ドゥ・ラ・メール

 

予約なしの飛び入りでもOK、小皿をシェアしながらたくさんの種類の料理を楽しめるといった、構えない雰囲気の飲食店がフランスには少なかったのです。カウンター越しにシェフやバーテンダーと会話が弾んだり、隣の見知らぬお客さんと意気投合したりと、思いもよらぬ偶然性が待っている場所でもあります。SNSがバーチャルな社交場として栄えると同時に、現実世界のコミュニーケーションの場としてカウンターレストランが注目を集めています。

 

 

ブームに火をつけたのは、パリの老舗人気ビストロ『ル・コントワール・デュ・ルレ(Le Comptoir du Relais)』。席待ちのお客のためにすぐ隣に『ラヴァン・コントワール(L’Avant Comptoir)』をオープンさせるも、ここも予約の取れない行列人気店となり、さらに隣に魚介専門のカウンターバー『ラヴァン・コントワール・ドゥ・ラ・メール(L'Avant Comptoir de La Mer Paris)』を構えました。

目の前で殻を開けてくれる新鮮なオイスターはソーセージと一緒に提供されます。「オーナーシェフの故郷であるボルドー地方では、オイスターとソーセージ、赤ワインをセットで食べるのが普通なんだよ」とお店の方が教えてくれました。ソーセージは塩気のほとんどないあっさりとした味で、オイスターの塩気の潮の香りを一緒に楽しむにはぴったりで新たな発見!ワインは赤ではなく白をチョイスしましたが。

 

 

さらに昨年、徒歩1分程度の場所に肉専門のカウンターバー『ラヴァン・コントワール・デュ・マルシェ(L'Avant Comptoir du Marché)』を構え、ますますの賑わいを見せています。カジュアルな雰囲気と安価で大人気シェフの上質な料理が味わえる、コスパも高いお店。天井からぶら下がる大きな豚さんがお出迎えです!

 

 

多くのメディアに取り上げられ、今話題なのが10区に構える『ヴィヴァン(Vivant)』。高級レストランで修行を積んだのち、弱冠23歳でオープンさせたシェフのピエールさん。旬の食材を日替わりメニューで提供する、絶妙なセンスと味付けで舌の肥えたパリジェンをも唸らせます。お酒の種類も豊富で、シェフこだわりのレアなビオワインは特にオススメ! 

以前にアパルトマンを披露してくれたイネスがオススメしてくれて私も行ってみたのですが、料理もさることながらオシャレでセンスのいい人たちが集う空間で、人間観察しているだけでも楽しかったです。(予約必須)

 

 

今の“リアル”なパリの空気と人々を味わえるカウンターレストラン、構えず気軽にボナペティ!

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