永富 千晴

キレイの寿命を伸ばすのは 毎日の透明感ケア

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 すごく酷なことかも知れないけれど、若いときは目鼻立ちが整っていることが直球的なキレイにつながったり、モテたりチヤホヤされたりして、女としての人生、ものすごく楽しそう!と羨ましく思うことが多い。だから1ミリでも大きく目を大きく見せる方法をあれこれ練習してみたり、眉毛の形を変えてみたり、お出かけする際のメイクに時間をつぎ込むけれど、メイクをしたまま寝てしまうことへは大して罪悪感が生まれなかったりするものだ。

 だけど、“女って顔だけじゃないのかも” ということを肌が衰え始めてからハッと気づきはじめる。かわいくて美人だったあの人も、肌の劣化だけは共通してやってくる頃に。そしてなぜあの頃の華やぎという女性特有のオーラが消えているのか? 意地汚くも探してしまい、女としての寿命を長くするのは“実は肌なんだ”ということに大きく頷く訳だ。

 若いときは誰もが持ち合わせている肌の透明感。みずみずしくて、内側から光輝くようなクリアな素肌の美しさ。よく寿命の長さを手の平の生命線で見たりするけれど、女としての生命線は、この「透明感」と深く関わっているのだと思う。だけど、残念なことに、この透明感は毎日少しずつ右肩下がりでじわじわと減っていく。紫外線や外気の乾燥、睡眠不足や巡りの悪さなど、要因を上げたらきりがない。そしてどんなに素敵な人と結婚しても、仕事で充実していても、そんなことは関係なく、年齢を重ねるほどに透明感は失われやすくなってくるのだから。

 だから、忙しくても、ストレスで負けそうになっても、毎日、きちんと汚れを落とし、保湿をして、蓋をする。これに栄養を与える美容液があれば完璧だ。こういった地道なケアの積み重ねをどれだけ正しく毎日するかが大切になってくる。クレンジング、化粧水、乳液、それに+αの美容液。最低3つ、欲を出すなら4つのアイテムで日々失われる透明感の速度は確実に緩やかになっていくのだから。だからできるだけ早くケアを始めたい。そして、肌の透明感だけは、諦めず、欲張りたい。だって透明感という生命線、ひいては女としてのキレイの寿命が着実に伸びるのだから。

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