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2016.01.06(Wed)

「今日もあっという間だったな」と感じる人が読みたい本

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お正月、必ずどこかで鳴っている「春の海」。この「春の海」を作曲したのは、幼いころに視力を失い、箏曲の道に入った箏曲家・宮城道雄。 作曲家、演奏家として名を成した宮城道雄ですが、じつは随筆集も手がけています。随筆の多くは、日々のなんてことのない生活について記したものですが、耳にした音や、におい、全身で感じるその場の様子の描写に、はっとさせられます。 なかでも私が好きなのが、音から感じとれる季節について記した「四季の趣」。たとえば「冬」については、雪の朝の人通りの音や、雪が解けだす音のリズムについて述べていますが、本当は耳に聞こえているのに聴かず、目に入っているのに見ていないものの方が多いのかもしれないと、考えてしまいました。 そして、とくに面白いと思ったのは夏の音です。

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