ハリー・スタイルズはフランスのダンケルクの浜辺に「圧倒された」そうだ。クリストファー・ノーラン監督の新作『ダンケルク』に出演しているハリーは、第二次世界大戦中の撤退作戦が実行され、およそ7万人が亡くなった場所で撮影を行ったことは、キャストやスタッフたちにその悲劇のスケールの大きさを実感させ、全員がダンケルクの浜辺が持つエネルギーに尊敬の念を覚えたと語っている。「撮影に関わる全員が、自分たちが今どこにいるのかってことを意識していたと思うよ。本当にそこで起こったんだという気持ちをかみしめている感じがスクリーンにも出ているんだ」「最初に僕が驚いたのはビーチの大きさだった。そこが兵士や死体で埋め尽くされているのを想像しようとするんだ」「人々がこの場所を尊敬しているというエネルギーがそこにはあったんだ。そういう気にさせる場所なんだよ」「とても圧倒されるよ。ただ撮影スタジオにこもるのと違って、実際に現場にいたことは、スタッフ全員にとってとても良い経験だったと思うよ」「撮影は肉体的に大変だったけど、みんな実際の兵士と比べたら大したことではないって思ってたんだ」
そんなハリーは、ノーランによる同作の計画について聞いて、すぐに役が欲しいと願ったとザ・サン・オン・サンデー紙に話している。「このプロジェクトのことを初めて聞いた時、まだ撮影も始まっていないっていうのに、もう見たいって思うような作品だって思ったんだ」
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