GLAM Editorial
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2017.01.27(Fri)

「エリー サーブ」、2017春夏コレクションは20世紀前半のモダンなエジプト・アラブ文化に対するリスペクト!

パリファッションウィーク、1月25日には、ベイルート生まれのデザイナー、エリー・サーブ(Elie Saab)が、自身の名を冠したブランドの2017年春夏コレクションを披露。オリヴィア・パレルモ(Olivia Palermo)、キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)、オルガ・キュリレンコ(Olga Kurylenko)などファッショニスタ系のセレブを多く含む観客が、「光の誕生」と題した、20世紀前半のエジプト、特にその首都カイロに花を咲かせた近代的なエジプト・アラブ文化に対するオマージュに満ちたショーを堪能した。

「この時代、エジプトのひとびとは自由に自分を表現できるようになり、演劇、美術、ジャーナリズム、音楽、それに映画などで自分たちの創造性をいかんなかく発揮し始めた。それにより、カイロは進歩的な文化を発信する中継地点なって、いまに至る現代のアラブ文化の隆盛に大きく貢献したんだ」と、エリーはこのテーマを選んだ理由をVogue.comに語っている。

エジプト港湾都市ディムヤートのヤシの木並木や、ナイル河を浮かぶボートなど、エジプトを代表する景観のイメージも、今回のコレクションにエリーは多く使っていた。また、欧米でもその後活躍したエジプトの名優オマー・シャリフ(Omar Sharif)と「アラブ映画の貴婦人」と謳われたファーティン・ハママ(Faten Hamama)が主演してアラブ圏で大ヒットとなった1957年エジプト映画の名作『La Anam』の華やかなパーティのシーンも、エリーにとって今回大きなインスピレーションになったという。

ショーの冒頭を飾ったのは、クリスタルを嵌め込んだベルトが付いたペールブルー色のサテンドレスと、それに合わせたヘッドラップをまとったモデル。これに、有名なツタンカーメン王のデスマスクをイメージさせる色使いと刺繍を施した濃いブルーのサテンドレスをパンツの上に履かせるアンサンブルや、濃い青色の“邪眼”モチーフが刺繍された淡い金色のサテンドレスなどが続き、観客の目を奪っていた。

今回のコレクションピースのうち、エリーお得意のクリスタル飾りやビーズ房を多用した特に華やかなものは、これから佳境を迎える映画授賞式シーズン用に必ずスターたちの何人かに目を着けられるのではないかと、改めて感じさせる内容であった。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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