
「キング・オブ・ポップ」として知られた故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の娘パリス・ジャクソン(Paris Jackson, 19)が、歌手のマドンナ(Madonna)の伝記映画で「クイーン・オブ・ポップ」を演じる可能性が報じられた。
マドンナの人生を描く『Blonde Ambition(原題)』でパリスが主演の筆頭候補に浮上したと英Daily Mirror紙が伝えた。同作は1980年代のニューヨークが舞台で、マドンナが一躍有名になり、ファーストアルバムをリリースするまでの姿が描かれる。
しかしマドンナ本人は企画に反対で、先日は製作を決めたスタジオを批判していた。
「どうしてユニバーサル・スタジオはウソだらけの脚本を基に私の映画を作りたいわけ?」と彼女は非難した。
「マドンナはまだ企画を支持していないけれど、製作側は彼女が認めてくれる人をキャスティングできればと考えている。現時点ではパリスと交渉している。もし同意が得られれば製作側にとっては大きな成果となるだろう。マドンナはパリスの大ファンだからだ」とある関係者は同紙に語っている。
パリスは今年、リー・ダニエルズ(Lee Daniels)監督のTVシリーズ「Star」でスマートだが威圧的なSNS界のカリスマを演じ、女優デビューを飾った。また先日にはメキシコのドラッグ王、米麻薬取締局(DEA)、傭兵らの三つどもえの争いに巻き込まれ、人生が悪い方向へと激変する気弱なビジネスマンを主人公としたダークコメディ映画にも出演が決まり、銀幕デビューを飾ることになった。
同作にはオスカー女優のシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)やデヴィッド・オイェロウォ (David Oyelowo)、アマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)、タンディ・ニュートン(Thandie Newton)、シャルト・コプリー(Sharlto Copley)ら大物スターも出演する。
米エンターテイメント情報サイト「Deadline」によると、パリスが演じるのは「神経質な20歳」のネリーで、豪俳優のジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)の兄ナッシュ・エドガートン(Nash Edgerton)が監督を務める。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。