
俳優のジョージ・クルーニー(George Clooney)が26日、ロンドンで開催されたイベントで自分にとってのヒーローである元宇宙飛行士バズ・オルドリン(Buzz Aldrin)に敬意を表し、自分には宇宙に行く勇気が足りなかったと告白した。
ジョージは英国立近現代美術館「テート・モダン」で開催された、スイスの高級時計メーカー、オメガ(Omega)の「スピードマスター」誕生60周年記念ガラパーティーに出席し、1969年に月面着陸したオルドリンと面会。ジョージは子どもの頃、オルドリンが当時身に着けていた時計を手に入れることが夢で、紙で作ったことがあると記者らに語った。
「実はオメガ・スピードマスターを作ったことがあるんだ」とジョージは茶目っ気たっぷりに語っている。「1日に2度は正しい時間をさしていたよ」
「月面着陸で大きな役割を果たし、社会に大きな影響を与えたから、誰もが身に着けていた。その後、父が卒業祝いでプレゼントしてくれた。人生でも大きな思い出だよ」
スピードマスターは宇宙飛行士らの間で人気の時計となったが、ジョージは自分にはできない仕事だと認めた。
「臆病者だからね」とジョージは説明し、オルドリンら月面着陸に挑戦した宇宙飛行士を称賛した。しかし彼らを月まで運んだアポロ11号はあまり好きではなかったようだ。
「1950年代のシェヴィー(シボレー車)みたいだったよ」と『ゼロ・グラビティ』で宇宙飛行士を演じたジョージはジョークを飛ばした。「あれで地球と宇宙を往復できたなんて、とても想像できなかった」
この記念ガラには元ボンドガールのジェマ・アータートン(Gemma Arterton)や女優のリヴ・タイラー(Liv Tyler)、歌手のエリー・ゴールディング(Ellie Goulding)らの姿もあった。
ジョージは2014年に英弁護士のアマル・アラムディン(Amal Alamuddin)と結婚して以来、イギリスですごす時間が多い。アマルは現在、双子を妊娠している。
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