GLAM Editorial
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2017.01.26(Thu)

ジョン・ガリアーノ率いる「メゾン マルジェラ」の2017春夏コレクションは、アバンギャルド感で溢れる!

デザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)がクリエイティブディレクターを務める仏高級ファッションブランド「メゾン マルジェラ」(Maison Margiela)の2017春夏コレクションショーが、パリファッションウィークの一貫として1月25日に行われた。「匠の技」(“Artisanal”)というタイトルが付けられたコレクションは、“もの”の形に対する自由な発想と大胆な色使いを駆使させた、ガリアーノならではのデザインに満ちていた。

黒のアンサンブルのラインアップから始まったこの日のショー。肩部分がカットアウトされたオーバーサイズのブレザーに「メゾン マルジェラ」定番の膝まであるレザーブーツという組み合わせや、黒色のコルセットが組み込まれたヌード色のスリップの上に黒のシアドレスを羽織るというアンサンブルなどがまず目を惹いた。

ショー全体を通じて共通のテーマだったのが、“顔”のモチーフ。ガーゼ生地の白いレインコートや、裾が流れるような赤と黒のドレスの上にピカソ風に描いた目や口や唇を載せたものなども印象的だったが、なかでも今回のショーで一番記憶に残るピースのひとつだったのが、床まで裾が届く白のドレスに女性の顔を描いたもの大きく載せた一品。その女性の顔の上を黒いチュール布の層がベールのように覆って雰囲気をさらに増しており、モデルは“中世キリスト教巡礼者”風の白い山高帽を被っているというアンサンブルであった。

黒白のモノトーン色で押したものも多かったが、鮮やかな赤を大胆に使う作品もしっかり見受けられたのは、やはりガリアーノならでは。赤や黒の生地で形が常識にまったく捉われないデザインのトレンチコートがあるかと思えば、長いスカーフをいくつか組み合わせて成り立っているような真紅のドレスも。

ガリアーノは、今回のコレクションにウェディングドレスも多く登場させた。レースとチュールをふんだんに使った、鮮やかな赤のドレスに合わせの赤いベールなどだ。アクセサリーとしては、カウボーイハット、仮面舞踏会用マスク、修道女帽から、つば部分にカットアウトがあるという不思議な日よけ帽に至るまで、各種のヘッドギアを主に活躍させていた。

芸術性に溢れたショーだったが、ガリアーノは最後には荘厳かつ派手なピースを用意していた。ショーの最後の一品として、頭にはミリマリスト風の黒いヘッドギアを載せたモデルが、サテン生地でパフスリーブ完備の大ぶりな黒のドレスを纏ってラストを締めた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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