GLAM Editorial
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2017.04.20(Thu)

人気ドラマ「13の理由」が自殺を理想化しているとの批判にNetflixが反論

 人気歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)が製作総指揮を務める米Netflix配信のドラマ「13の理由」が自殺を理想化しているという批判に対し、プロデューサー側が反論した。

 「13の理由」はジェイ・アッシャー(ay Asher)が2007年に発表し、いじめで自殺する女子高生を描いた同名ベストセラー小説を原作としたドラマで、セレーナがドラマ化の企画に携わり、今年3月から配信がスタートした。

 新人女優のキャサリン・ラングフォード(Katherine Langford)が自殺するハンナ・ベイカーを演じた「13の理由」は大人気を博しているが、自殺予防活動家らは精神的な問題で苦しむ人たちの気持ちをまったく汲み取っていないと主張。主人公と彼女が抱える重度のうつの問題に関連がまったくなく、自殺に対する「実行可能な代案」を示していないと指摘した。

 「このドラマには大きな懸念を感じる。若者がハンナと自分を過剰に同一視し、このシリーズのせいで自殺者が増える可能性は現実としてある」と「Suicide Awareness Voices of Education」(SAVE)のダン・ライデンバーグ(Dan Reidenberg)事務局長は米ABC Newsに語っている。

 ドラマではハンナが自殺するシーンが細かく描写されており、彼女はバスタブで両手首を切り、その死体が両親に発見される。

 ドラマのプロデューサー陣は、並行して制作したTVドキュメンタリー映画「Beyond the Reasons」で「13の理由」を作った理由を説明した。この中でセレーナは「正直なやり方で制作したいと考え、また自殺は決して選択肢になるべきではないため、何かの助けになればと思って作りました」と語った。

 Netflixも反論し、慎重に扱うべき問題であり、格別の注意を払ったと主張。姉妹サイトでは自殺予防に役に立つ情報や、危機ホットラインの連絡先を視聴者のために提供していると指摘した。

 NetflixはABC Newsに寄せた声明で、「脚本の執筆プロセスで医療専門家の慎重なアドバイスを取り入れた、ドラマのクリエイターらの断固としたビジョンを支持する」と宣言した。

 一方、セレーナは批判についてコメントしていない。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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