
人気歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga, 31)が、カリフォルニア州インディオで開催中の野外音楽フェスの「コーチェラ・フェスティバル」でファンが『A Star is Born(原題)』に出演できるチャンスを与えている。
ガガは15日、妊娠したビヨンセ(Beyonce)のピンチヒッターでステージに立ち、20曲を熱唱。また今週から俳優のブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)が初めて監督を務める主演映画の撮影に入る。
米ゴシップサイト「Just Jared」によると、ガガは現地時間18日と19日の両日にエンパイア・ポロ・クラブでカントリー・ウエスタンのコンサートの撮影をする予定で、ファンもチケットを買ってシーンに参加できるという。1枚10ドル(約1,080円)のチケットの売り上げはガガの「ボーン・ディス・ウェイ基金」に寄付される。
ガガはフェスの第2週末となる22日と23日にもパフォーマンスを披露する予定だ。
名作映画『スター誕生』のリメイク版となる『A Star is Born』は、歌手になることを夢見てハリウッドに移った女性が、アルコール中毒など問題を抱えたロック歌手に見いだされるというストーリーだ。ガガは1954年版でジュディ・ガーランド(Judy Garland)が、そして1976年版でバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)がそれぞれ扮した新人歌手を演じる。
米エンターテイメント情報サイト「Deadline」によると、ブラッドリーは老いさらばえたロッカーを演じ、サム・エリオット(Sam Elliot)も2人のマネージャー役での出演が決まっている。同作はブラッドリーにとって監督デビュー作となり、ガガは以前、撮影のスタートが待ち切れないと興奮を語っていた。
「ブラッドリー・クーパーとはすばらしい仕事ができるの。とても才能があるし、すごく楽しい。親友でもあるわ。人となりを知っていて、それに世間の目に慣れている人がいると仕事がしやすい」とガガは昨年9月、ニューヨークを拠点とするラジオDJのエルヴィス・デュラン(Elvis Duran)の番組で語った。
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