
英俳優のトム・ヒドルストン(Tom Hiddleston、36)は、役柄として必要であれば裸になっても問題ないという。
トムはこれまでにも作品の中で裸体を披露してきて、映画『ハイ・ライズ』、『クリムゾン・ピーク』、TVシリーズ「ナイト・マネージャー」では全裸になった。
「ナイト・マネージャー」では世界的なトレンドになった「ヒドルスバム」という現象を巻き起こしたトムは、人気カントリー歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)との残念な結果に終わった交際でも世間の話題となった。
だが、トムのファンは安心していい。彼の名が有名になろうとも、作品の筋書きが彼に脱ぐことを求めているのならば、トムは裸になることをためらったりはしない。
トムは『ハイ・ライズ』について、裸になることがキャラクターの形成に必要不可欠だったとマレーシアのWebサイト、Star2.comに語った。「裸になることがこの作品のテーマの1つだったんだ。自分をさらけ出すことができると信じていた男が、やがてそれが難しいことを理解していく。それが物語のテーマなのであれば、僕は脱ぐことに抵抗を感じないよ」
私生活の変化によって急激に注目されるようになったトムだが、公衆の視線にさらされながら人生をどう舵取りしていくかについては学んでいる最中だ。
「エンターテイメント業界で有名になるというのは、鏡だらけの部屋で暮らしているようなものさ」と語ったトム。「ゆがんだ虚像が自分の現実感覚に影響をおよぼさないようにしっかり気を配ることが大切なんだ。僕は自分の実生活を理解しているよ」
俳優という職業について言えば、トムは自分を駆り立ててくれて、演技の幅を広げてくれる役を演じてみたいという。
演じることで気持ちがよくなるので、それがTVドラマなのか、映画なのか、舞台なのかをトムは気にしていない。
「1つのタイプに自分を限定したくないんだ」とトムは説明した。「僕はロンドンで舞台俳優としてキャリアを始めて、低予算の独立系映画も大作のスーパーヒーロー映画やTVシリーズも経験してきた。いろんな種類の物語に出会えると興奮するね」
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