英人気ボーイズグループのワン・ダイレクション(One Direction)を脱退したハリー・スタイルズ(Harry Styles、23)は、ソロデビューシングル曲"Sign of the Times"を今日4月7日にリリースする。そのハリーは、歌手活動と並行して俳優としての活動にも目が向いており、7月に英国公開予定のクリストファー・ノーラン(Christopher)監督の第二次大戦戦記映画『Dunkirk』で銀幕デビューを果たす。
同映画で兵士アレックス役を演じるハリーは、いまはファンの見慣れた長髪をバッサリ切った姿のまま。短くなった自分の髪にまだ少し慣れていないというハリーだが、髪を切ったこと自体には何の後悔もないという。
「しばらくの間は、なんだか裸になったみたいな気分がしたけれどね。“あ、髪を切らなきゃ!”ぐらいで、特に難しい決断ではなかった。切った髪はウィッグになったよ」と、ハリーは私生活でも友人であるラジオ番組司会者ニック・グリムショー(Nick Grimshaw)がホストを務めるBBC Radio 1局の番組に出演した際に述べている。切り落としたハリーの髪は、小児がんの治療で髪を失った子供たちに本物の人髪で作ったウィッグをプレゼントする慈善事業「Little Princess Trust」に寄付されたという。
ワン・ダイレクションのメンバーの中でも“最もエッジの利いた”ファッションセンスの持ち主とされるハリーは、親友ニックとの会話の中で自分の普段のファッション選択についてもあれこれ語っていた。細身のジーンズにローボタンのシャツ、脚元は尖った爪先のブーツ、というハリーお好みの定番ルックは、ショービズの世界ではしばしば絶賛されるものの、ハリーの故郷である英国の小さな町レディッチの昔馴染みたちには、それほど感心されないのだという。
「初めてスニーカー履きでなくレディッチに戻った時にもブーツを履いていたのだけれど、“何じゃ、それは!”とか言われちゃったよ」と、ハリーは笑いながら明かした。
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