GLAM Editorial
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2017.01.11(Wed)

ヴィヴィアン・ウエストウッド、パンクなユニセックスコレクションを披露!

前衛的な作風で知られる英国デザイナーの大御所ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、1月9日に開催中のロンドンメンズファッションウィークの最後を、女性デルがメンズの服を、逆に男性モデルがウィメンズの服を着るという、ユニセックスコレクションのショーで飾った。

ドレスを着てキャットウォークを練り歩く男性モデルの中には、黒のチュールドレスにギンガムチェックの靴下に穴飾りのブローグシューズという姿のものも。この男性モデルの唇の上にはステンシルで四角形が多数描かれており、遠目には彼の口元が縫い付けられているように見えるという趣向がされていた。別の男性モデルは、金色のトップスとそれに合わせたスカートというレトロ感のある組み合わせに、下はタイツに赤いブーツ、頭上には明るい冠を載せていた。

女性モデルたちも、たとえばヴィヴィアン自身のものも含む様々なひとたちの顔が描かれた黒と白の袖なしシャツなど、同じように風変りなピースを身に着けて登場していた。女性モデルたちにスーツにネクタイを着せて、男女ともにそれぞれの服のジェンダーを乗り越えられるはずだというヴィヴィアンの強い信念を表す場面も用意されていた。

「男性も女性も、ユニセックスで服を交換し合って楽しみましょう、という図よ。そうすれば親しい男女で服を交換し合うこともできるし、買う服を厳選してやたらたくさん買わないで済むから、この惑星の限られた資源をより長くもたせることができるわ」というのが、ファッションに対するヴィヴィアンの環境にやさしいアプローチである。

今回のコレクションのポイントは仕立てであり、それはコーデュロイとプレイドのスーツ、あるいは肩を出したイブニングドレスなどにしっかり見て取れた。モデルたちのメイクは大胆に攻めて、ひとりの女性モデルの顔には燃えるような赤のペンキが施され、彼女が頭上に載せた金色のプラスチック製の冠をいっそう目立たせていた。ニットの多様も、今回のヴィヴィアンのコレクションの特徴であった。

「女性たちは、少なくとももう100年以上ズボンをはいて来ているけれど、男性たちがアラブのひとたちのようにドレスを着る時代がやってきた」と、ヴィヴィアンは今月初めに語っていた。その時のインタビューでは、演劇と芸術と工芸に対する強い愛着も語っていたヴィヴィアンだが、今回のショーはそんなヴィヴィアンの姿勢を色濃く反映したものにもなっていた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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