
ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)とレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)が『タイタニック』で見せたキスシーンが、映画史上最高のキスに選ばれた。
現在では共にオスカー俳優となったケイトとレオは、1997年に公開され、1912年に英サウサンプトンからニューヨークに向かう処女航海中に沈没したタイタニック号を描いたジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督の同作で、それぞれローズとジャックを演じた。アカデミー賞(R)で11部門に輝いたが、タイタニック号のデッキで2人がキスをする有名なシーンで新たな栄冠を贈られた。米TV局「TLC」の投票で2位以下の49作品を抑え、トップに選ばれた。
僅差で2位につけたのは、スパゲティを食べているときに犬がキスを交わすディズニーアニメ『わんわん物語』。デミ・ムーア(Demi Moore)とパトリック。スウェイジ(Patrick Swayze)の泣けるロマンス『ゴースト/ニューヨークの幻』が3位にランクインした。
さらに『プリティ・ウーマン』、『ダーティ・ダンシング』、『ブリジット・ジョーンズの日記』、『スパイダーマン』、『ティファニーで朝食を』、『風と共に去りぬ』、そしてハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア姫(キャリー・フィッシャー)のキスが印象的な『スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲』がトップ10に入った。
「キスとは映画のとても大きな部分であるため、どのキスが最大のインパクトを持っていたかを知ることは興味深い」とTLCの広報担当者はコメントしている。「大勢の人にとって、『ちゃんとした』キスの経験はおそらくスクリーンで見たものだと思われる。そのため、投票者は自分たちの好きなキスに投票するとなると、ノスタルジーを感じていただろう」
他にも『きみに読む物語』、『シュレック』、『愛と青春の旅立ち』も選ばれている。
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