
病気療養を理由に活動を中止していた米人気歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez, 24)が、レコーディングスタジオに戻ってきた。
セレーナは2014年に難病であるループス(全身性エリテマトーデス)と診断され、今年8月に治療に専念するためワールドツアーを無期限で延期することを発表した。その後はメディアへの登場を避けていたが、11月にアメリカン・ミュージック・アワード(AMAs)授賞式にサプライズで登場。ポップ/ロック部門の最優秀女性アーティスト賞を受賞し、「内側が壊れていた」と涙ながらに語った。
セレーナは昨年のアルバム『リバイバル』以降、新曲を発表していないが、作曲家のジャスティン・トランター(Justin Tranter)がInstagramで公開した写真で、近いうちに復帰する可能性が浮上した。
「音楽と愛」とキャプションが添えられた写真には、セレーナがアイメイクをする姿が写っている。セレーナとジャスティンはこれまでにも「ハンズ・トゥ・マイセルフ」や「グッド・フォー・ユー」などでコラボしたことがある。
写真が公開されると、ニック・ジョナス(Nick Jonas)はセレーナが新曲に取り組んでいると考え、お祝いの絵文字で喜びを表した。
セレーナは病気療養による活動休止後のキャリアについてコメントしていないが、先日Instagramに復帰し、この1年の気持ちを語っていた。
「この1年は最もつらかったけれど、同時に最も実りあるものだった」とセレーナは書いている。「ようやく『もう十分』じゃない戦いを戦っている。ただ何年もみんなが私に与えてくれた愛を深く考えて、自分を大事にすることの大切さを示したかった。信仰を通じた神の愛によって。やさしさは必ず勝つ。神の祝福を」
セレーナのスタジオ復帰が報じられる数日前には、1,000万ドル(約11億8,000万円)で高級アクセサリーブランド、コーチ(Coach)と契約を交わしたと報じられた。米The New York Post紙のゴシップサイト「Page Six」によると、セレーナはコーチの派生ブランドとして自身のアクセサリーラインのアンバサダーを務め、キャンペーン広告に登場し、デザインも手がけるという。
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