
米俳優のパトリック・ウィルソン(Patrick Wilson)が、DCコミックのスーパーヒーロー、アクアマンを主人公とするワーナー・ブラザーズ製作の実写映画『Aquaman(原題)』にヴィランのオーム・マリウス/オーシャンマスター役で出演することが分かった。
ジェイソン・モモア(Jason Momoa)扮するタイトルキャラクター、アクアマンの異母弟であるオームは、アトランティスの王位継承を争うライバルでもあり、街や海全体に大混乱をもたらす力を持つ。
監督のジェームズ・ワン(James Wan)は12日、米ドラマシリーズ「FARGO」でも知られるパトリックを起用したことをTwitterで認めた。
「2万カイリ離れたところから誰も想像していなかったキャスティング情報として、パトリック・ウィルソンをオーシャンマスター役に任命する」とワン監督はツイートした。
パトリックとワン監督は以前から『死霊館』や『インシディアス』などで一緒に仕事をしてきた。パトリックは『Aquaman』で、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード(Amber Heard)、アクアマンとの因縁がありながら助言者を務める友人のヴォルコ役のウィレム・デフォー(Willem Dafoe)らと共演する。
ストーリーの詳細は限られているが、ワーナーは昨年、アクアマンは継続的に海を破壊する地上世界と、反撃の準備を終えたアトランティス人との間で板挟みになると明かしている。
DCコミック版の「アクアマン」の主人公は、アトランティスの王にして人間とアトランティス人の間に生まれたアーサー・カリー。1940年代初期に初めて登場した。
ジェイソンは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初めてアクアマンとして出演。DCユニバースのスーパーヒーローが集結してヴィランのステッペンウルフと闘う『Justice League(原題)』でも再演する。
『Aquaman』の撮影は来年にスタートし、2018年10月の公開が予定されている。パトリックは最新作『The Founder(原題)』の公開も控えている。
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