
オーストラリアの学校で行われた音楽の特別授業に歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が予告なしに登場し、学生たちが大騒ぎになるサプライズがあった。
ジャスティンは先月、声優を務めた最新アニメ映画『Trolls(原題)』のプロモーションでオーストラリアを訪問。プレスツアーの合間をぬってシドニーにあるニュータウン舞台芸術高校に立ち寄った。
ジャスティンのFacebookで公開された動画には、特別授業の講師をジャスティンが務めると先生たちから聞かされた学生たちが大騒ぎになる様子が映っており、ジャスティンは学生たちと一緒にフロアに座り、学生のオリジナル曲を聴いて意見を語っている。
アコースティックギターで自作の曲「スノー」を披露した生徒の1人、ファーガス・ラプトンに対し、ジャスティンは「ワオ…。すごい。本当にすごいよ。美しかったし、君の声は本当に特別だ。ラジオで紹介しないとね」と語りかけた。
「ジャスティンは(僕の曲を)ラジオで流したいと言ってくれた。最高のほめ言葉だよ」とファーガスは豪TV番組「トゥデイ」に語った。「彼は本当に誠実だった。ジャスティンはこの歌詞をとても気に入ったと言ってくれたし、音楽には傷つきやすさが大事だとも言っていた」
授業の終わりに差しかかると、ジャスティンは学生たちに「好奇心を失わないでほしい」と語りかけ、作曲するときの気持ちを忘れないでとアドバイスした。
「君たちは本当に特別だ。僕も最高の時間を体験させてもらった。みんなに会えて、音楽を聴けたのは本当に楽しかったよ。ありがとう」とジャスティンは締めくくった。
音楽学部長のクリストファー・ミラー(Christopher Miller)は「トゥデイ」に対し、ジャスティンが特別授業を申し出たことに驚いたと振り返り、その誠実な態度に「感銘を受けた」とつけ加えた。
「生徒たちとすぐに親密な関係を築いていた」とミラー学部長は語っている。「彼の発言はすべてが誠実で、とてもポジティブなものだった」
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