
人気歌手で女優のゼンデイヤ(Zendaya, 20)は、屠殺場で動物たちが受ける扱いを知ってトラウマとなり、肉を食べることをやめたと打ち明けた。
ゼンデイヤは自身のアプリに投稿したメッセージで11歳のときに父と車で屠殺場のそばを通りすぎた際、中で何が行われているのかを聞かされ、食生活を考え直すことになったと説明した。
「私がベジタリアンでいる一番の理由は、動物が好きだということなの」とゼンデイヤは語っている。「野菜が好きだからでは絶対ないわ」
ゼンデイヤは食肉がテーブルに出されるまでのプロセスを知ったときの衝撃も力説した。
「ひどいと思ったわ。動物たちがそこに連れ込まれて、殺されるのを待っているなんて」と彼女は説明している。「あんな風に肉を食べていたなんて信じられなかったわ!」
しかしゼンデイヤは、それからしばらくして動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA)が制作した動画「グラス・ウォールズ」を見たことで肉食を完全にやめる気持ちになったという。ところがその数日後、彼女は驚くほど鮮明な夢を見た。
「ハンバーガーが雨のように降ってくるというとんでもない夢を見たの」とゼンデイヤ。「『くもりときどきミートボール』っていう絵本があるでしょう? まるでそんな感じだったわ。大きな食べ物が空から降ってくるの。あの夢は今でもはっきり覚えている」
今では口にしない食べ物の夢はまったく見ないものの、今回のメッセージには15個のハンバーガーの画像を添えている。
「肉の味が好きじゃないの」とゼンデイヤは強調した。「というか、食べると変な感じになる。唯一食べたいと思うものは、母の得意料理のターキーバーガーだけど、でもそれだけだわ!」
それでも彼女は時にはファストフードを楽しむこともあり、バーガーチェーンの「In-N-Out(インアンドアウト)」が特にお気に入りだという。
「In-N-Outのグリルチーズサンドイッチに、グリルオニオンとスプレッドを追加するの。バーガーとほとんど同じ味がするわ」とゼンデイヤ。「(グリルオニオンとスプレッドを追加した)アニマルスタイルのフライドポテトは本当に最高よ」
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