
人気歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)とゼイン・マリク(Zayn Malik)が8日夜、サプライズでコラボした「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエバー」をリリースし、ファンが大騒ぎになった。
テイラーは2016年、ボーカリストとしては1曲もリリースしていなかっただけに、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『Fifty Shades Darker(原題)』の主題歌となるゼインとの新曲を日付が変わる直前にInstagramで公開すると、ファンは熱狂した。テイラーは仮面舞踏会風のマスクに2人の名前が添えられた新曲のカバーアートの画像を投稿し、「Z | T | 50」とシンプルなキャプションを添えた。
さらにテイラーは曲の断片もネットで公開。iTunesでダウンロードが可能になると、たちまちチャートでトップになった。iTunesで早くも1位になったことを知ったテイラーは、チャートのスクリーンショット画像をTwitterに投稿し、「ずいぶん早く上昇したわね」と書き添えた。
「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエバー」では2人が交代で歌っている。テイラーが「ベイビー、おかしな気持ちになってきたわ/眠れない夜が毎日続く/私に与えてほしいものがある/でもあなたは何も言わない/今夜は何が起きているの?」と熱唱すると、ゼインが割って入り「永遠に生きたくはない/痛みと共に生きたくないからだ」と続ける。
テイラーはジャック・アントノフ(Jack Antonoff)、サム・デュー(Sam Dew)の3人で作曲し、ジャックはプロデューサー役も兼任している。同曲はダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)とジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)が主演の『フィフティ・シェイズ』第2作のために作曲され、2月10日にリパブリック・レコーズからリリースされるサントラ盤に収録される。また、映画は2月8日から全米で公開される。
テイラーとゼインは浅からぬ縁がある。テイラーがかつてゼインが所属していたワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(Harry Styles)と2012年11月に交際をスタートし、翌年1月にスピード破局したことはメディアでも詳しく報じられた。テイラーは破局後、「トラブル」という曲でハリーとの関係を歌っているとみられている。
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