
俳優のトム・ハーディ(Tom Hardy, 39)がレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)との賭けに負け、レオがデザインしたタトゥーを体に彫り込むことになった。
トムはレオと共演した『レヴェナント:蘇えりし者』でオスカーにノミネートされた。アカデミー賞(R)で真価を認められることはレオの予言どおりで、トムがノミネートされることに賭けていた。また、負けた方は相手がデザインしたタトゥーを自分の体に入れなければならなかった。
トムは惜しくも『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランス(Mark Rylance)に敗れて助演男優賞を逃したものの、レオとの約束は果たさなければならない。とはいえ、レオにはタトゥーのデザインを少し修正してほしいとお願いしている。
「まだ入れていないよ。だって、最悪だからね…」とトムは英Esquire誌で語っている。「ひどい筆跡で『レオは何でも知っている』と書いて送ってきたんだ。まったく! 『オーケー、入れてもいいけど、ちゃんと書き直してくれ』と言ったよ」
トムは全身にたくさんのタトゥーを入れてあることから、レオのタトゥーを入れる完ぺきな場所を見つけるのに苦労するかもしれない。今年2月時点では計21ヶ所にあり、ロンドンのスカイラインやドラゴン、リンディという名前などのデザインがある。リンディとはエージェントのリンディ・キング(Lindy King)との約束で入れたものだ。
「『もし僕をハリウッドに送り込めたら、君の名前をタトゥーにして入れるよ』と約束したから実際にそうしたんだ」とトムは以前、インタビューで語っている。
トムは『インセプション』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『ダークナイト ライジング』といった大作に出演し、ハリウッドで活躍する最も才能のある英国出身の俳優の1人として有名になった。ここ数年では『レジェンド 狂気の美学』の双子のギャング、ロニーとレジーのクレイ兄弟など、よりダークなキャラクターを演じることも多い。
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