
『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)が、新作映画『Passengers(原題)』で共演するクリス・プラット(Chris Pratt)の妻で女優のアンナ・ファリス(Anna Faris)と撮影中に親しくなったのは、クリスにまったく興味がなかったことが理由のようだ。
同作でクリスとジェニファーは、新たな惑星へと向かう宇宙船の中で予定より90年も早くコールドスリープから目覚め、自分たちの他には誰もいないことを知る男女を演じている。
ジェニファーはどんな形でも共演者に惹かれたら、撮影がぎこちないものになると受け止めているが、自分はそんなタイプではないと力説した。
「女性は他の人が自分の夫と駆け落ちするようなタイプかどうかを本能的に嗅ぎ分けられるものだわ」とジェニファーは米Vanity Fair誌に語っている。「自分はそんな雰囲気を出していないと思う。『お願い、嫌わないで!』と必死でアピールしているくらいだから、脅威とはみなされないの」
アンナはエイミー・シューマ−(Amy Schumer)やエマ・ストーン(Emma Stone)らもメンバーであるジェニファー率いるセレブスクワッドの一員でもある。
「彼女(エマ)はウディ(・ハレルソン、Woody Harrelson)から私の連絡先を聞いたとメールしてきたの。『もうやめてよ!』と答えたわ。それからは親友同士よ」
ジェニファーとエマは友人となってから最初の1年間、お互いに毎日メールをやりとりしていたという。「まるで『きみに読む物語』を地で行く感じだったわ。365通のメールで」
ジェニファーはスクワッドのメンバーからとても慕われるあまり、彼女たちが結婚するときに花嫁介添人をお願いされることを思うと不安になると告白した。自分が嫌いな役割だからだ。
「友だちはみんな結婚して子どもを作っているの。結婚式は最高だけど、もう2度と花嫁介添人にはなりたくない。花嫁介添人組合があってしかるべきよ。そのくらいひどい役割だわ。もし誰かにお願いされても、『ノーよ。人生でその役を務めることはもうない』と言うつもり」
「もし自分が結婚するとしても、花嫁介添人はつけないわ。友だちをランク付けできるわけないでしょ?」
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