
米人気ティーンドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で知られる女優のトローヤン・ベリサリオ(Troian Bellisario, 31)が10代の頃に苦しんだ摂食障害を告白した理由は、ポジティブな経験もあったことをファンに知ってほしかったからだと語っている。
トローヤンは2014年、米Seventeen誌で初めて拒食症の過去を告白。自傷行為への執着について打ち明けた。あれから2年が経ち、彼女は自分の経験が克服のサクセスストーリーだったとファンに分かってほしかったため、摂食障害を告白したことを恥じていないと強調した。
「Seventeen誌で告白したのは、『どんな17歳でしたか?』と質問されたからなの」とトローヤンは米People誌で語っている。「『プリティ・リトル・ライアーズ』を観てくれているたくさんの若い男女がいるからこそ、真実を語ることが大事だった」
「ファンを自分のストーリーから締め出したくなかった。友人や家族の支えがあって治療を求めたことで、健康を取り戻せたという前向きなストーリーだと思っているから」
そんなトローヤンは今、自分のイメージやつらい経験についてもっと正直になる必要があると感じている。ファンは自分にあまりにも多くの「完ぺきな」イメージを持っているからだという。若い女性にはSNSで公開されている写真の多くは修正されていることを知ってほしいとも力説した。
「特にSNSに関して言いたいことは、目に映るものを信じないでということね」とトローヤン。「スマートフォンには容姿を変えることができるアプリがたくさんある。普通だと思われている写真に、まったく違うハードルが設定されているの」
「ある意味、女性や男性の体に誤ったイメージを持たせるために手を加えられたものだわ」とトローヤンはつけ加えた。「それはとても危険な領域だと思う」
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