
「ザ・ロック」のリングネームでプロレスラーとして活躍し、アクション俳優に転身したドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson, 44)が、米大統領選挙に出馬する可能性を「排除しない」と語っている。
ドウェインは政界への興味をたびたび公言しており、米リアリティ番組「アプレンティス/セレブたちのビジネス・バトル」で人気を博したドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利した今回の大統領選について、自分が望めばホワイトハウスも照準に入る証拠だと語った。
米Vanity Fair誌とのインタビューで2020年の大統領選に出馬する意志はあるかと質問されると、ドウェインは「可能性は排除しない」と答えた。「人々を支援するには最高のチャンスだから可能性はある。今回の選挙で何でもありなことが分かったからね」
ドウェインは6月、英GQ誌とのインタビューで政治家への転身を考えていると打ち明けていた。
「知事や大統領になるという考えを否定できない。魅力的だからね。まして、世界的スケールで人々の生活にインパクトを与えるチャンスでもある」とドウェインは当時、語っている。
また5月には、米バイラルメディア「Independent Journal Review」から受けた、大統領選出馬を促されるメッセージをリツイートし、「いつかありえるかもしれない。ホワイトハウスには僕のピックアップトラックを停めるだけのスペースがある」と書き添えた。
ドウェインは今週、米People誌が選ぶ2016年度「最もセクシーな男性」に選出された。
次の大統領選に出馬をほのめかした有名人はドウェインだけではない。
『ヘルボーイ』で知られるロン・パールマン(Ron Perlman)は先週、Facebookで公開した動画で、「Facebookでの大きな存在感を使って、2020年の合衆国大統領選に出馬することをここに表明する」とファンに宣言した。
コメディアンのクリス・ロック(Chris Rock)も出馬を検討していることを明かし、「2020年に出馬するよ。幸運を祈ってくれ」とツイートした。またラップ歌手のカニエ・ウェスト(Kanye West)は以前、ホワイトハウスを目指す意志があると発表している。
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