
「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」などのヒット曲で知られるラテン歌手のリッキー・マーティン(Ricky Martin, 44)が、シリア系スウェーデン人のアーティスト、ジュワン・ヨセフ(Jwan Yosef)と婚約したことが分かった。
リッキーは16日に放送された、エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)が司会を務めるトーク番組「エレンの部屋」でうれしいニュースを明らかにした。片ひざをついてプロポーズするまでの緊張を打ち明けている。
「プロポーズしたんだ」とリッキーは満面の笑顔で語った。「すごく不安だったけれど、片ひざをついて、箱ではなく、小さなベルベットの小袋に入れていた指輪を取り出したんだ。『結婚して下さい』と言う代わりに、『渡したいものがあるんだ!』と言ったんだ。やってしまったよね。でも彼は『イエス』と言ってくれた。『これからの人生を僕と一緒に歩んでほしい』と言ったら、彼は『聞きたいことがあるんじゃない?』と答えた。それでやっと『結婚してくれるかい?』と言えたんだ」
「とても美しい瞬間だった。そして30分後に、ねえ、さっきはイエスと言ったのかいと聞いたら、彼はそう、イエスだよと答えてくれたんだ」
リッキーはコンセプトアーティストとして活動するジュワンと1月に交際を宣言。しかし知り合ったのは1年以上前で、きっかけはリッキーがジュワンの作品を集めるようになったことだった。
2010年にゲイをカミングアウトしたリッキーは、ジュワンとの交際をスタートする前の2008年に代理母を通じて双子のマッテオ(Matteo)君とヴァレンティノ(Valentino)君を授かった。
「ああ、2人はすごく仲が良いよ、もう完ぺきだよ、エレン。本当に最高だ」とマーティンは熱く語った。
リッキーがファンに伝えたうれしいニュースは婚約だけではなく、ラスベガスでの常設公演を始めるとも発表した。日付は決まっていないが、チケットは21日から発売される。
また観客全員をコンサートに招待しており、コンサートのチケットとホテル「モンテカルロ・リゾート&カジノ」の2日分の宿泊券をリッキーが用意してくれたとエレンは観客に説明した。
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