
『ゼロ・ダーク・サーティ』などで知られる女優のジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)が、アメコミ「ペインキラー・ジェーン」の映画版に出演することが決まった。
ジェシカは驚異的な治癒力を持つヒロイン、ジェーン・バスコを演じ、プロデューサーも務めると米エンターテイメント情報サイト「Deadline」が伝えた。
1995年に発表されたジミー・パルミオッティ(Jimmy Palmiotti)、ジョー・ケサダ(Joe Quesada)原作のコミックでは、潜入捜査官のジェーンが自分に爆発物が埋め込まれたことも知らず、マフィアに潜入する。瀕死の重傷を負うものの、その治癒力で生き延び、復讐を誓う。
「ペインキラー・ジェーン」は2005年、米Syfyにより「ペインキラー・ジェーン/究極の女戦士」としてTV映画化されたことがある。同チャンネルは2007年にもクリスタナ・ローケン(Kristanna Loken)主演でTVシリーズ化し、日本でも「特殊能力捜査官 ペインキラー・ジェーン」のタイトルで放映された。
原作のパルミオッティは他にもコミック版の「デッドプール」や「ジョナ・ヘックス」、「パニッシャー」などのエピソードも手がけ、現在はDCコミックでハーレー・クインを主人公としたエピソードに取り組んでいる。
「ペインキラー・ジェーン」はジェシカにとって初のアメコミキャラとなる。彼女は一番最近では『スノーホワイト/氷の王国』に出演したほか、今月25日から全米で限定公開されるジョン・マッデン(John Madden)監督の新作『Miss Sloane(原題)』で非情なロビイストを演じている。
またジェシカは『Molly's Game(原題)』、『The Zookeeper's Wife(原題)』、さらに『Woman Walks Ahead(原題)』の公開も控えている。『Painkiller Jane(原題)』の公開日はまだ決まっていない。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。