
米リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られ、モデルとしても活躍するケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner, 21)のハリウッドヒルズにある邸宅に不法侵入した男性が未決勾留期間を認められ、釈放された。
シャヴォーン・マッケンジー(Shavaughn McKenzie, 25)元受刑者は8月、ケンダルの自宅の私設車道で彼女を待ち伏せし、ゲートをくぐり抜けた疑いが持たれている。驚いたケンダルは大声を上げ、車に乗ったまま自宅を離れて通報。マッケンジー元受刑者はその後、警察に逮捕された。
マッケンジー受刑者の裁判は10月に行われ、不法侵入で有罪判決を受けた。しかしより重い罪であるストーキングによる軽犯罪は免除された。
マッケンジー元受刑者は10日、ロサンゼルスであった裁判に出廷し、担当判事は認められた最長期間である178日間の禁固刑を命じた。しかし、そのうち89日間は未決勾留によりすでに服役したと認められ、残りの89日間は模範的な態度を理由に免除され、マッケンジー元受刑者は釈放された。
代理人を務めるテイラー・J・シュラモ(Taylor J. Shramo)弁護士によると、元受刑者の母親がすでに息子をフロリダ州に呼び戻すチケットを入手しており、今後は地元で息子の行動に目を光らせるという。
シュラモ弁護士は以前、依頼人にはケンダルを脅かす意図はなかったと裁判で証言。ただ言葉を交わしたかっただけだと主張していた。
ケンダルは裁判で証人として出廷し、マッケンジー元受刑者とは過去に2度遭遇したことがあり、顔を覚えていたと証言した。
「人生であれほど怖かったことはありません」とケンダルは法廷で訴え、怪しい人物が近づいてきた時の恐怖を振り返った。「涙が流れ、大声を上げ、気が動転していました」とケンダルは続けた。「彼の意図が何なのか分かりませんでした。確実に恐怖を感じていました」
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