
人気歌手ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が6日、オランダのロッテルダムでMTVヨーロッパが開催した音楽授賞式「2016 MTV EMA」で最多部門で受賞したが、7年連続となる最優秀男性アーティスト賞受賞は惜しくも逃した。
ジャスティンは過去6年間連続で同賞を獲得してきたが、今年は同じくカナダ出身のショーン・メンデス(Shawn Mendes)に敗れた。
長年にわたってファンのお気に入りだったジャスティンに勝利したショーンだが、感動的な授賞スピーチではオランダのファンを楽しませた。まずファンとマネージメントチーム、それに主催者に感謝し、「今日は母の誕生日だから、お母さん、誕生日おめでとう。愛してるよ」とコメントした。
ジャスティンは2009年から連続で獲得していた最優秀男性アーティスト賞を初めて逃したものの、最多部門を制覇。No.1ファン賞、「ソーリー」での最優秀楽曲賞、ベスト・カナダ・アクトの各部門で賞を獲得した。
他にも複数部門で受賞したアーティストには、最優秀女性アーティスト賞とベスト・ルック賞のレディー・ガガ(Lady Gaga)、最優秀ライブ賞と最優秀オルタナティブ賞のトゥエンティ・ワン・パイロッツ(Twenty One Pilots)、そして最優秀ワールドステージ賞と最優秀エレクトロニック賞を獲得したオランダ出身のDJ、マーティン・ギャリックス(Martin Garrix)らがいる。
今年4月に亡くなったプリンス(Prince)さんに敬意を表し、受賞者には紫色のトロフィーが贈られた。
地元オランダの人気DJであるマーティンは、式の司会を務めたべべ・レクサ(Bebe Rexha)をオープニングでサポート。最優秀エレクトロニック賞を受賞する直前に彼女とのコラボ曲「In The Name of Love」を披露した。
しかし今年のEMAでは無冠に終わったアーティストも話題になり、ビヨンセ(Beyonce)やアデル(Adele)、リアーナ(Rihanna)ら常連が受賞を逃した。
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