
先週パリ市内のホテルで武装強盗被害に遭ったリアリティスターのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)のダイヤモンドの十字架のネックレスが、仏警察に発見されたことが分かった。
キムは3日、パリ市内のアパートメントタイプのホテルの部屋に1人でいるところを現地警官になりすました強盗に縛られ、猿ぐつわをはめられた上で銃を突きつけられ、ジュエリーと携帯電話を奪われた。キムは事件でショックから回復せず、地元警察に調書を提出した後でアメリカに帰国した。
その後、ダイヤモンドの十字架がプラチナにマウントされたネックレスが事件の翌日にホテルの外で歩行者に発見されていたことが分かった。このペンダントは警察に届けられており、逃走中の犯人を突き止める手がかりになるDNA痕跡があるかどうか調べているという。
米芸能情報サイト「TMZ」によると、ネックレスは有名ジュエラーのJacob&Co.製で、3万3,200ドル(約345万円)の価値があるという。
このニュースが報じられた前日には、キムが奪われた13個のジュエリーの保険金として計560万ドルを請求したと伝えられた。夫でラップ歌手のカニエ・ウェスト(Kanye West)から贈られた2つめの婚約指輪で、ロレーヌ・シュワルツ(Lorraine Schwartz)による20カラットでエメラルドカットのダイヤモンドも含まれており、400万ドルの価値があるとされている。
事件後のキムはメディアを避け、ニューヨークでカニエと合流した後、6日に家族が暮らすロサンゼルスに戻った。
カニエは先週、現在敢行中の「セイント・パブロ」ツアーの2公演を延期し、キムをそばで支えた。しかし7日にイリノイ州シカゴでツアーを再開している。
一方、キムの家族が総出演するリアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」は、今回の強盗事件からキムが立ち直るまで撮影休止になっている。
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