
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で知られる英女優のデイジー・リドリー(Daisy Ridley)と英コメディアンのジェームズ・コーデン(James Corden)が、「ピーターラビット」の映画作品に出演することが決定した。
コロンビア・ピクチャーズは、絵本作家ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が生み出し、世界中で愛されるイタズラ好きなウサギを主人公とした実写/CGアニメーション映画の制作にゴーサインを出した。ウィル・グラック(Will Gluck)監督がメガホンをとり、『LEGO(R)ムービー』などを手がけた豪スタジオ「アニマル・ロジック」と制作する。監督はロブ・ライバー(Rob Lieber)の脚本にも加筆するという。
ファンタジー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』などに出演し、米深夜トーク番組で司会も務めるジェームズはピーターラビットの声を担当し、豪女優のローズ・バーン(Rose Byrne)がヒロインのビーの声優を務める。リドリーとエリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)も声優として参加するという。
コロンビアは、1902年に「ピーターラビットのおはなし」を刊行して以来、ビアトリクス・ポターの著作を出版してきたフレデリック・ウォーン社から映画化権を獲得した。
グラック監督は『ANNIE/アニー』のリメイク版やジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)とミラ・クニス(Mila Kunis)が主演した『ステイ・フレンズ』、2010年の『小悪魔はなぜモテる?!』などで知られる。
コロンビアを傘下に持つソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは現在、「ピーターラビット」新作映画のタイアップに向けて世界規模でライセンスやキャラクターグッズ契約の企画段階にある。撮影は来年1月に豪シドニーで始まり、2018年4月に公開される予定だ。
女優のレネー・ゼルウィガー(Renee Zellweger)は2006年の映画『ミス・ポター』で作者のビアトリクス・ポターを演じた。
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