
妊娠中の女優オリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde, 32)が、政治色が濃いツイートで赤ちゃんの性別を明かした。
オリヴィアは現在、コメディ俳優のジェイソン・サダイキス(Jason Sudeikis)との第2子を妊娠しているが、2016年の米大統領選挙という点から見ても、妊娠はより意味深いものがあるようだ。
民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と共和党候補の実業家ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が自由世界の指導者を目指して争う中、オリヴィアは24日、クリントン氏への支持を表明。同時に妊娠中の子どもの性別も明かした。
「もうすぐ娘を出産する者として、このことは心の奥底にまで響いてきます。#トランプは絶対ダメ」とオリヴィアはツイートし、クリントン氏がネット上で公開しているキャンペーン動画へのリンクを貼り付けた。
この動画では若い女性たちがトランプ氏の女性に対する暴言に対抗するサウンドバイト(ニュースなどで使われる、抜粋された短い言葉や映像など)を紹介しており、次の質問で締めくくられている。「娘たちにこんな大統領を望むつもり?」
ホラー映画『ラザロ・エフェクト』が日本でも先日公開されたオリヴィアは2回目の妊娠で前回よりも社会的な闘争に直面しているらしく、今月には地下鉄で席を譲ろうとしなかった乗客をTwitterで批判した。お腹が大きくふくらんでいるにもかかわらず、ニューヨーク市内の地下鉄の車内で誰も席を譲ろうとしなかったことを皮肉ったツイートを投稿し、怒りをぶちまけた。
「大したことじゃない。体が丈夫な(地下鉄の絵文字)乗客が妊娠でお腹が大きい人に席を譲ろうとしなくても」とオリヴィアはツイートし、復讐を計画しているとつけ加えた。「次は真正面に立って、陣痛が始まるのを祈っているわ」
オリヴィアは4月、長男オーティス(Otis, 2)君にきょうだいができることを発表した。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。