
英人気歌手のリタ・オラ(Rita Ora, 25)が、米R&B歌手のビヨンセ(Beyonce)が新曲でラップ歌手の夫ジェイ・Z(Jay Z)の浮気について歌っているとする憶測を批判し、こうした報道は「下品」で「失礼」だと切り捨てた。
ビヨンセの最新アルバム『レモネード』に収録されている「ソーリー」は、浮気をしたパートナーを責めるかのような歌詞が含まれており、ファンは騒然となった。ビヨンセはこの曲の中で浮気した男性に「きれいな髪をしたベッキーに電話」すればいいと促している。
ビヨンセは歌詞について説明したことはないが、「自称」専門家らは「ベッキー」の正体について持論を展開。ジェイ・Zの元ビジネスパートナー、デイモン・ダッシュ(Damon Dash)の元妻でデザイナーのレイチェル・ロイ(Rachel Roy)だとする者もいれば、最近までジェイ・Zのレコードレーベル「ロック・ネーション」に所属していたリタだと攻撃する者もいた。
「ソーリー」がリリースされると、ファンも批判者も同様に2人のSNSアカウントを調べ、手がかりを探した。またレイチェルとリタはビヨンセのいう「ベッキー」ではないと否定に追われた。
ここへ来て、リタは米Vanity Fair誌との最新インタビューで騒動について口を開いた。
「何よりも先に言わせてもらうと、ジェイ・Zは私にとって歌詞についても、音楽的にも、ビジネスをする上でも、創造性を刺激する存在だということ」とリタは語った。「今でも毎日、あの2人を尊敬しているわ。ビヨンセは青春時代から最大のアイドルの1人だった」
しかしリタは5月、「METボール」ことメトロポリタン美術館主催の「コスチューム・インスティチュート・ガラ」のアフターパーティーに「ベッキーじゃない」というバッジをつけ、再び騒動に巻き込まれた。
「あれはケイティ・ペリー(Katy Perry)からのプレゼントだったの」とリタは説明した。「あれをつけているのを見られたのは私だけだったかも。でも、他にもいたわ。他のことについては何も知らない。うわさ話をするのは好きじゃないの」
「音楽という一番大事な部分には基本的に関係ないことで批判されるのは、一般的に言って女性に対してものすごく下品で失礼だと思う」
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